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TempuraDON (会話 | 投稿記録)
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;裏金問題
*秘書の裁判では一番の肝になった闇献金について「小沢事務所は談合を前提とする公共工事の本命業者の選定に強い影響力があり、影響力を背景に公共工事の受注を希望する企業に多額の献金を行わせていた」とされた。
*しかし、傍聴記録<ref>[http://www.the-journal.jp/news.php The JOUNAL 内の News Spiral]</ref>では、本裁判中で検察側が主張した、秘書が大久保に報告や確認を求めたFAX通信については、検察側自身が「送信記録を調べたかどうかわからない」と言い出す(第8回)ことや、ホテルや新幹線交通費の領収書が証拠提出された10月15日の水谷建設元社長の金銭授受の場所については、同行したとされる運転手が同行していない(第13回前半)ことや、闇献金を指示した元会長が方法・手順の詳細について「元社長が社のルールに従っていない」(第13回後半)ことなどの元社長と異なる証言をしている等、またその他の報道でも、水谷建設との2回目の金銭授受に立ち会ったとされた日本発破技研社長が「検事からヒントをもらって記憶がよみがえった」、「川村元社長に(金銭授受の場面に)呼ばれた理由は今も分からない」旨の不自然な公判証言をする等、解明されていない点が多々あること<ref>[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110511-OYT1T00251.htm 「検事のヒントで記憶よみがえる」]Yomiuri Online</ref>、検察側の用意した水谷建設元役員2名(尾納元専務、中村元常務)の公判中の証言も弁護側質問であっさり不安定になる<ref>[http://gendai.net/articles/view/syakai/130486 水谷建設 検察側証人4人の“ご都合”記憶力]ゲンダイネット</ref>、その他、検察の用意した証拠、証言の多くに公判中で立証不充分と思われる部分が見られるが、水谷建設幹部の交通領収書<!--松田賢弥「角栄に なれなかった男 小沢一郎全研究」(講談社)-->や2回目(4月中旬)の金銭授受現場に立ち会ったとされる前述の日本発破技研社長<!--日本発破技研社長Y-->が東京地検特捜部に任意で提出した4/19付の領収書<ref>[http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2011-05-11/2011051101_05_1.html 「しんぶん赤旗」2011年5月11日記事]によると、ホテルの喫茶店の2005年4月19日の2枚の日本発破技研の経費として精算した領収書。1枚目は午前8時49分に焼き芋購入、2枚目は午前9時33分にヨーグルトドリンク購入</ref>などの物証と証言、東京地裁により水谷建設の闇献金が認定された(本認定については、判決要旨に関わる記事を投稿した山口一臣氏や<ref>[http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/10/post_802.html 山口一臣:陸山会裁判の判決要旨を読んで気がついたこと(1)]</ref>、「永田町異聞」その他多くのブログサイトで「根拠に乏しく、多くの推測が含まれる」旨の意見が出を主張している)。
*秘書3人の控訴審においては、水谷側から得られたものとして、15日には水谷側の人間が現場に行っていないこと、「授受は15日にしろ」と検事側から指示されたことなど、15日の授受の存在を否定する種々の証拠や陳述書が提出されたが、東京高裁の飯田喜信裁判長により却下された<ref>[http://gendai.net/articles/view/syakai/139642 東京高裁が握り潰した水谷裏ガネ証言崩す新証拠(ゲンダイネット)]</ref>。
*ちなみに、判決要旨内の「小沢事務所は談合を前提とする公共工事の本命業者の選定に強い影響力があり、影響力を背景に公共工事の受注を希望する企業に多額の献金を行わせていた」についても、水谷建設が幹事会社になれなかったことと矛盾しているという指摘もある<ref>[http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/10/post_804.html 山口一臣:陸山会裁判の判決要旨を読んで気がついたこと(2)]</ref>。