「FPU (放送)」の版間の差分
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'''FPU''' ('''Field Pickup Unit''') は[[テレビ|テレビジョン放送]]用の無線中継伝送装置のこと。英語では'''Microwave link'''(マイクロ波回線)と呼ぶのが一般的である。
== 概要 ==
[[ファイル:FPU(新潟テレビ21SNG中継車).JPG|
[[ファイル:NT21拉致事件時取材風景.JPG|
[[ファイル:RSK SNG relay mobile.jpg|
主に[[放送局]]外から[[映像]]・[[音声]]素材を放送局(演奏所=[[スタジオ]])に[[極超短波|UHF]]波あるいは[[マイクロ波]]を用いて直接または間接的に伝送し、演奏所では受信した映像・音声素材を加工して番組として放送する。代表的な使用例は[[報道]]、スポーツイベントの中継などである。特に[[マラソン]]や[[駅伝]]の中継では、地理的に広範囲をカバーする必要性から、数十台、時には百台以上のFPU送受信機を駆使する場合がある。(マラソンや駅伝の中継で各地の系列局の中継車が使用されるのもこのためである)
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日本ではUHFおよび[[センチメートル波|SHF]]に以下の[[電波の周波数による分類|周波数]]の割当てがある。
* [[800MHz帯]]
* Bバンド
* Cバンド
* Dバンド
* Eバンド
* Fバンド
* Gバンド
800MHz帯については、[[携帯電話]]の周波数を世界標準に合わせるため、2012年(平成24年)4月、[[告示]][[周波数割当計画]]が改正<ref>{{PDFlink|[http://www.tele.soumu.go.jp/resource/search/share/pdf/co240417.pdf 新旧対照表]}} 総務省 - 所管法令等新規制定・改正 - 平成24年4月17日告示第172号</ref>され、電気通信業務(携帯電話事業)に割り当て、放送業務での使用は2019年(平成31年)3月31日までとした。
<ref>{{PDFlink|[http://www.soumu.go.jp/main_content/000191971.pdf 1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用する放送事業用無線局(FPU)の技術的条件について]}} 総務省報道資料 平成24年12月17日</ref>▼
▲代替として1240 - 1300MHzおよび2330 - 2370MHzが割り当てられ、新周波数帯の技術的条件の検討も開始<ref>{{PDFlink|[http://www.soumu.go.jp/main_content/000191971.pdf 1.2GHz帯及び2.3GHz帯を使用する放送事業用無線局
*[[STL (放送)|STL/TSL/TTL]]▼
== 脚注 ==
{{Reflist}}
==
▲* [[STL (放送)|STL/TSL/TTL]]
メーカー▼
* [http://www.ikegami.co.jp/ 池上通信機]▼
* [http://www.hitachi-kokusai.co.jp/ 日立国際電気]▼
* [http://www.nec.co.jp/ 日本電気]▼
== 外部リンク ==
▲* メーカー
▲** [http://www.ikegami.co.jp/ 池上通信機]
▲** [http://www.hitachi-kokusai.co.jp/ 日立国際電気]
▲** [http://www.nec.co.jp/ 日本電気]
[[Category:放送局の設備|FPU]]
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