「空気力学」の版間の差分

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=== 自動車への影響 ===
*抵抗軽減
*:自動車史において空力は航空分野からの知識を導入する形で発展したが、最近では巨大な資本を投入し極めて活発な研究がされている。高速走行が可能な車においては空力的な設計が欠かせないとされている。<br />
*:高速で走行する自動車は[[速度]]が上がる程強く空気の抵抗を受けるため、効率良く空気を後方へ流すように配慮されている。<br />
*:近年の[[市販車]]は燃費の向上を狙って[[空気抵抗]]を低減させるように[[空力]]を強く意識したデザインになっている。<br />
*:気流の剥離を抑える[[ボルテックスジェネレーター]]、整流の為の[[スポイラー]]なども用いられる。これらは渦の発生を制御するために用いられ、空力性能を補助できる。<br />
*:空気導入と排出の開口等も全体の空力に大きく影響する。<br />
 
*[[ダウンフォース]]
*:ダウンフォースはタイヤの摩擦力を高めるために用いられる。高速走行時に車体形状により発生した揚力を打ち消したり、旋回性能を高める働きがある。<br />
*:[[モータースポーツ]]において走行性能を向上させるためにより小さな空気抵抗で大きなダウンフォースを得ることが大事な設計課題になっている。<br />
 
===== 地面効果 =====
自動車に対しての地面効果=[[グラウンドエフェクト]]は一般的には揚力を発生させるが、車体底部を整形し空気の流速を高めて負圧を生じることにより小さな[[空気抵抗]]で強力なダウンフォースが得られる。<br />
 
ダウンフォース量よりも空気抵抗減を重視する最高速度記録挑戦車は地面効果を避ける形状になっている。<br />
 
=== 飛行機への影響 ===
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=== 鉄道車両への影響 ===
鉄道車両は重量が大きい為走行に与える空力の効果は表れにくい。<br>
 
[[1930年]]代に世界的に流線型が流行り、日本でも[[国鉄52系電車]]、[[国鉄C55形蒸気機関車]]、[[国鉄EF55形電気機関車]]、[[国鉄C53形蒸気機関車]]、[[国鉄キハ43000形気動車]]に流線型が採用された。しかし、最高速度が95Km/hに制限されていた当時では、実用上効果がほとんどなく、カバーに覆われているため整備点検が困難等の理由で整備の現場からは嫌われ、カバー付きの車両はカバーを外されることになる。本格的に空力学的効果があったのは、[[新幹線0系電車]]以降の[[新幹線]][[電車]]のみである。
 
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[[Category:空気力学|*]]
[[Category:流体力学]]
[[Category:航空宇宙工学]]
 
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