「高精細度ビデオ」の版間の差分

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Maochan123 (会話 | 投稿記録)
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==歴史==
高精細度ビデオの仕様は1980年代に、[[日本]]で1125[[走査|ライン]]・30フレーム毎秒(fps)(FPS)[[テレビ]]規格が開発されたことに始まる。日本はこの標準を[[1981年]][[アルジェ]]でのテレビ技術者国際会議で発表し、 日本の[[日本放送協会|NHK]]は[[1983年]]の[[スイス]]会議でアナログハイビジョン方式を発表した。NHKの方式は1990年代前半に[[SMPTE]](映画テレビ技術者協会)標準240Mとして標準化された。
 
歴史的には、''高精細度ビデオ''という用語は1930年代後半に15~220ラインの解像度範囲であった機械的走査方式の初期実験を改善するために開発されたテレビ標準に使われていた。[[イギリス|英国]]の[[ジョン・ロジー・ベアード]]がこれら機械的走査方式の主な提唱者であったが、[[フィロ・ファーンズワース]]、[[ウラジミール・ツヴォルキン]]、やアイザック・ショウエンバーグ主導でアラン・ブルームラインを擁する[[EMI]]チーム等より電子的方式に置き換えられた。
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世界中でアナログ方式のPAL、NTSC、SECAMが60年以上送信されてきた。しかしながら、HD形式を含むデジタル放送方式の台頭により、アナログ送信は今後終了を迎え、NTSC、PAL、SECAMは過去のもの、楽観的に見てでも併存となる。その後も設置済みのアナログビデオ機器(テレビ局と家庭のテレビ)が膨大であるため、視聴用に存続する。高精細度テレビへの切り替えには多額の費用を要し、特に低所得層の多い地域では富裕層が先行する。
 
 
==形式考察==