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画質面での最大の特徴は、ハイビジョンテレビ(KW-32HDF9)に「デジタル・リアリティー・クリエーション(DRC)」と呼ばれる新たな高画質技術が取り入れられたことが挙げられる。従来の[[NTSC]]映像を高精細なハイビジョン映像へつくりかえる技術([[映像のコンバート#.E3.82.A2.E3.83.83.E3.83.97.E3.82.B3.E3.83.B3.E3.83.90.E3.83.BC.E3.83.88|アップコンバート]])で、その後「デジタル・リアリティー・クリエーション:マルチファンクション(DRC-MF)」「DRC-MF V1」「DRC-MF V2」「DRC-MF V2.5」の順で進化している。
 
ベガは大画面テレビ市場に強いインパクトを与え、他社からも「[[REGZA#face(フェイス)Face (テレビ)|face(フェイス)]]」([[東芝]])「[[タウ (テレビ)|T(タウ)]]」(松下電器産業〔現:[[パナソニック]]〕)など、独自技術で開発されたフラットテレビが登場するきっかけとなった。しかしその一方で、ベガのヒットによりソニーは[[薄型テレビ]]の商品展開が遅れ、薄型テレビの時代を迎えるとテレビ部門は不振に陥った。
 
デジタルハイビジョンテレビのブランドが「BRAVIA」に変更された後も、ブラウン管テレビでは「WEGA」ブランドを継続していたが、ブラウン管テレビの退潮により、2007年4月に全機種とも生産終了。同時にトリニトロンカラーテレビ自体が39年の歴史に幕を閉じた。