「インクジェットプリンター」の版間の差分

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:[[FED]]や[[有機エレクトロルミネッセンス|有機EL]]などのディスプレイ装置の製造では、発光体を基板上に対し均一に塗装する必要がある。ここにインクジェットプリンターの技術を応用する。プリンターのメーカーがディスプレイのメーカーと協力し、これら新世代ディスプレイの実用化に向けて研究・開発を行っている。キヤノンと[[東芝]]による[[表面伝導型電子放出素子ディスプレイ|SED]]はその一例である。液晶ディスプレイのカラーフィルタについても、インクジェットプリンタで作成することが発表されている(例えばシャープの亀山第2工場)。
 
以上のほかにも接触せずに印刷が可能であることから紙以外の素材や[[立体]]物への印刷も模索され、[[ペットボトル]]や食品パックなどの[[ロット管理]]番号や[[賞味期限]]など時間帯や日ごとの可変項目の印刷に利用されているのは身近な例となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.toseiyoki.co.jp/yoki_dictionary/2055|title=インクジェット印刷|publisher=東静容器|accessdate=2009-08-12}}</ref>。また造形用途として、[[セラミック]]を噴き付けることによる三次元造形物([[人工骨]]など)の作製などへの応用も考えられている([[ラピッドプロトタイピング]]、[[3Dプリンタ]])。これら応用の場合インクジェットプリントとともにインクジェットマーキングとも呼ばれる。
 
== 特許技術を有する主な企業 ==