「湾岸戦争症候群」の版間の差分

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独自研究=2014年1月|
出典の明記=2014年1月|
正確性=2014年1月}}
正確性=2014年1月}}'''湾岸戦争症候群'''(わんがんせんそうしょうこうぐん:Gulf War Syndrome)とは、[[1991年]]の[[湾岸戦争]]に従軍した[[アメリカ軍]]・[[イギリス軍]]等の[[多国籍軍]][[兵士]]に、集団的に発生したとされる[[脱毛症]]・[[疲労感]]・痛み・[[記憶障害]]・[[倦怠感]]や[[関節痛]]などの一連の病状を総称したものである。また、{{要出典範囲|date=2014年1月|帰還兵のみならず、出産異常や子供達の[[先天性障害]]の多発が報告されているとの説もあるが、原因の特定は現在に至るも出来ておらず、この症候群の存在そのものを疑う向きもある。}}
 
== 概要 ==
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神経ガスの防御用に強制投与された試薬や生物兵器用の予防接種、油田の火災や大量の[[石油流出]]による大規模[[環境汚染]]、米軍が戦車の砲弾や装甲材に大量使用した[[劣化ウラン]]による[[放射線]]被爆など、他にも様々な原因が挙げられた。
 
{{要出典範囲|date=2014年1月|しかしこれらの暴露はどれも原因や病気に結び付けるには無理があり(たとえば神経ガス対策に投与された薬は臭化ピリドスチグミンという[[重症筋無力症]]の治療薬であり、この薬を投与された人で同様の症状が起こっているという報告はない。他の説も同じである)、疫学調査は暴露集団において原因となる物質への明確な暴露も、これらの人々の間における死亡率の増加も見出していない。}}
 
また症状が上記のように、注意力低下や[[記憶障害]]、[[不眠]]、[[鬱]]、[[頭痛]]等の客観的に判断しにくいものが大半を占め研究を難しくしている。
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この他にもめまいや筋肉疲労、勃起障害などが挙げられる。
ただし、{{独自研究範囲|date=2014年1月|こういった症状はベトナム戦争からの帰還兵にもみられた症状であり、やはり湾岸戦争のケースにのみ特質すべきことではない。}}
 
== 第二の湾岸戦争症候群 ==
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[[Image:30mm DU slug.jpg|thumb|right|150px|原因の一つとされた30mm口径の劣化ウラン弾]]
{{要出典範囲|date=2014年1月|また、現地のイラク人にも[[癌]]や[[白血病]]、子供の[[先天性障害]]が増加し、第二の湾岸戦争症候群ではないかとされた。原因としてアメリカ軍が使用した[[劣化ウラン弾]]が挙げられたが、こちらのケースも特定は難しく、直接的な原因の解明はなされていない。}}
 
== 脚注 ==