「ヴルカーノ島」の版間の差分
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{{Infobox 島
|島名=ヴルカーノ島
|画像=[[
|画像説明=<small>[[リーパリ島]]より望む</small>
| 緯度度 = 38 | 緯度分 = 24 | 緯度秒 = 0 | N(北緯)及びS(南緯) = N
|面積=21▼
| 経度度 = 14 |経度分 = 58 | 経度秒 = 0 | E(東経)及びW(西経) = E
| 地図国コード = IT
|周囲=28
|標高=
|諸島=[[エオリア諸島]]
|海域=[[ティレニア海]]
|国={{ITA}}
}}
[[File:Aeolian Islands map.png|thumb|エオリア諸島とヴルカーノ島の位置]]
'''ヴルカーノ島''' ('''Isola di Vulcano''') は、[[エオリア諸島]]に属する面積21平方キロの火山島で、行政上は[[イタリア]][[シチリア州]][[メッシーナ県]]に所属する。▼
[[File:Gran Cratere e Lipari.JPG|thumb|グラン・クラテーレの火口。斜面に硫黄が堆積している。後方はリーパリ島。]]
▲'''ヴルカーノ島''' ('''Isola di Vulcano''') は、[[エオリア諸島]]に属する面積約21平方キロの[[火山島]]で、行政上は[[イタリア]][[シチリア州]][[メッシーナ県]]に所属する。
==地理==
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島は、それと同名の[[ヴルカーノ]]火山(Vulcano)の存在によって形作られている。
=== 火山 ===
▲もっとも大きく活発な「ヴルカーノ・デッラ・フォッサ」(Vulcano della Fossa:窪んだ火山)または「グラン・クラテーレ」(Gran Cratere:巨大クレーター)または「コーノ・ディ・ヴルカーノ」(Cono di Vulcano:ヴルカーノの円錐)と呼ばれる高さ391mの赤い石で出来た火山、その他は「ヴルカネッロ」(Vulcanello:小火山、標高123m)、「モンテ・アーリア」(Monte Aria:空気の山、標高500m)、「モンテ・サラチェーノ」(Monte Saraceno:サラセンの山、標高481m)である。
== 経済 ==
噴火口で[[硫黄]]を採取する企業がある。島の森林部分では[[エニシダ]]と[[ユーカリ]]が茂り、[[ブドウ]]が栽培されている。放牧も行われている。飲料水の泉に欠き、島の西側にある井戸から調達される。島にとって観光は大変重要である。
==
ヴルカーノ島は、海上交通で[[リーパリ島]]と結ばれ
▲[[Image:VolcanoSchlammbad2.JPG|thumb|left|ヴルカーノでの泥浴]]
== 神話 ==▼
▲ヴルカーノ島は、海上交通で[[リーパリ島]]と結ばれていて、ヴルカーノ島の「Porto di Levante」という港からボッケ・ディ・ヴルカーノを渡ってリーパリ島までは約15分である。
▲==神話==
[[ギリシア神話]]ではこの島には、[[キュクロープス]]達が手伝う、火と鍛冶の神[[ヘパイストス]]の鍛冶工房があるとされていた。
しかし、ローマ神の名前である「ヴルカーノ」([[ウルカヌス]]のイタリア語形)が島には与えられた。
そしてここから「vulcano」(火山)や「vulcanesimo」(火山活動)という単語が作られた。また、[[加硫]]といって、[[ゴム]]に強度を増すために[[硫黄]]を加えて加熱する工程も、この島から名前をとって"Vulcanization"と名前を付けられた。
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Vulcano Island}}
{{DEFAULTSORT:うるかあのとう}}
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