「幹細胞」の版間の差分

胎盤などの胚体外組織を除く、一個体を形成するすべての細胞種へと分化可能な能力を指す。狭義には個体形成ではなく、[[胚葉|三胚葉]]（[[内胚葉]]、[[中胚葉]]、[[外胚葉]]）に属する細胞系列すべてへ分化し得る能力を指す場合もある。[[胚盤胞]]期の[[内部細胞塊]]や、そこから樹立された[[ES細胞]]などが持つ分化能力である。分化に万能性をもった細胞は[[万能細胞]]とも呼ばれ、[[再生医療]]などへの応用が期待されている。

* [[胚性幹細胞]]（ES細胞）

* [[胚性腫瘍細胞]]（EC細胞）

* [[胚性生殖幹細胞]]（EG細胞）

* [[核移植ES細胞]]、[[体細胞由来ES細胞]]（ntES細胞）

* [[人工多能性幹細胞]]、誘導万能細胞（iPS細胞）