「プロジェクト‐ノート:天体」の版間の差分

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Greeneyes3 (会話 | 投稿記録)
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::いつも御意見ありがとうございます。SIMBADはデータに関しては信頼できる情報源ですが、言語圏が違うので、参考にはなっても、それを根拠にはできないと判断します。言語圏が違えば、恒星どころか天体に限らず、ありとあらゆるものの呼び名は、いくらでも変わります。<small>これは私見ですが、アルファルドやハマルは日本語圏でも使用されている例を見ますし、ヌンキよりはコル・カロリの方が一般的だと思います</small>。また、Greeneyes3様も「''固有名でもバイエル符号でもない名が第一''」な例を御覧になっているように、SIMBADの「''第一''」の基準は今一つわかりません。繰り返しますが、日本語圏で、どう呼ばれているか?それが肝心です。--[[利用者:Sutepen angel momo|Sutepen angel momo]]([[利用者‐会話:Sutepen angel momo|会話]]) 2014年2月1日 (土) 00:24 (UTC)
::: ここで議題になっている名称(バイエル名、固有名)はいずれも、例えば「織姫星」のような日本語と強く結びついたものはなく、国際的に使われている名を仮名や漢字で表したものにすぎません。「アクルックスかみなみじゅうじ座アルファ星か」という日本語の設問は、「Acrux or alpha Crucis」と過不足なく英語で表すこともでき、ここに日本語特有の事情というものが入り込む余地は少ないです。
 
::: またそもそも、SIMBADは英語で書かれていますが、フランスのものです。ですからこれは、フランスから(どういうわけか)英語圏に向けて発信しているとは考え難く、学術共通語としての英語を使い世界に向けて発信していると考えるべきでしょう。このように、天文学では、いかなる言語圏であっても(もちろん日本語圏も例外ではなく)、専門的な資料は英語で発表されることが多く、その点で言語の壁はありません。英語で書かれているから英語圏に属すものであり日本語圏とは隔絶があるという見方は一面的です。
::: さらに、天体は地名や人名と異なり、特定の言語圏(あるいは文化圏や国家)に属すことはありませんし、特に関わりが深いなどということもほとんどありません。このことも、日本語圏の独自性というものが生まれにくい環境となります。
::: 以上から、ここで議題となっているような天体の名称について、勘案すべき日本語圏特有の事情というものはほぼありません。まれにありうる例外については、個別に議論するのがいいでしょう(Sutepen angel momo さんが指摘された「私見」のような)。この場で議論するような総論には、世界中の資料を同等に評価すべきと考えます。
::: 一方、資料を日本語のものに限定することにより、資料が貧弱になることが避けがたいです。とりわけ、理科年表に、星の名前や同定を主題とした資料はなく、星の位置や物性を主題とする「星の一覧」の短い脚注を名称の出典とするのは、非常に心許ないです。ここに「固有名が記されていない」ということがいかなる意味なのか、スペースの節約や表の体裁が優先された結果にすぎないのではないのか、という問題から、固有名とバイエル符号から中立的な立場で択一しなければならないというここでの論点にとってあまり適さない資料となっています。この論点について、個々の恒星について名前を列挙するSIMBADは非常に有用な資料と言えます。
::: 固有名でもバイエル符号でもない名称については、それに改名すべきだという人が出ていない現状では考慮する必要はないでしょう。--[[利用者:Greeneyes3|Greeneyes3]]([[利用者‐会話:Greeneyes3|会話]]) 2014年2月1日 (土) 14:34 (UTC)
:{{報告}} [http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/faq/stars.html 国立天文台]によれば、17コの1等星(みなみじゅうじ座の2つとケンタウルス座の2つ抜かす)とカストル、アルゴル、ミラ、デネボラ、北極星を「おもな恒星の名前」としています。--[[利用者:Sutepen angel momo|Sutepen angel momo]]([[利用者‐会話:Sutepen angel momo|会話]]) 2014年2月1日 (土) 09:46 (UTC)
 
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