「しおんの王」の版間の差分

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; 久谷 啓司/徹(ひさたに けいじ/とおる)
: 声 - [[松川貴弘]]
: コミック版では啓司、アニメ版では徹と表記されてい名前が異なる。奨励会員で三段。安岡に師事しており、紫音の兄弟子にあたる存在で、何かと彼女の面倒を見ている。アマプロトーナメント時で23歳。奨励会の4段昇格の年齢制限が近づいておりあせっていたが、アマプロトーナメントを期に「自分の将棋」を模索するようになる。「棋士の手は綺麗でなくては駄目」という沙織によると、「まあ合格」らしい。実力はあるが、気弱な性格が抜けず、それが指し方にも影響しており、度々、師である安岡や沙織から叱責を受ける。また、厳しいながらも常に励ましてくれる沙織に惹かれている。コミック版エピローグでは見事四段に昇格し、ブロとなったことで紫音の世話役を歩に譲っている。
; 神園 修(かみぞの おさむ)
: 声 - [[中尾隆聖]]
: プロ九段で、かつては「鬼人」と称された凄腕の指し手。男であることを承知の上で、「女流」斉藤歩を弟子とする。最愛の妻を失ったことで不摂生な生活を送り、体調を崩していた。沙織との対局を最後に引退を決意、療養生活に入る。引退後、あえて歩を破門し、羽仁名人に預ける事でその未来を拓こうとした。8年前、安岡信次が養女として紫音を引き取った際に周りからの猛反対や今後の養育費や生活費など金で悩んでいた信次を見かね、援助し窮地を救った恩人でもある。紫音と羽仁との対局を目の当たりにしたことで、復帰する意志を固めた。エピローグでは再び歩と指しつつ、紫音との仲を茶化すなどお茶目な一面を見せている。また身の回りの世話を焼いてくれるようになった紫音と、祖父と孫のような関係を築いていることが描かれている。
; 山村 香太郎(やまむら きょうたろう)
: 声 - [[石川英郎]]
: アニメオリジナルキャラクター。安岡門下のプロ棋士で、故人。久谷の先輩でもある。安岡家や神園修とも親しい関係間柄で、当時、同じく若手であった羽仁真にとって終生のライバルであった。幼い頃き日の紫音に将棋を教え、棋士としての才能を最初に見抜いた人物でもある。紫音からは香太郎兄ちゃんと呼ばれ、慕われていたが、既に命に関わる重い病を発症していた。8年前、瀕死に陥りながらも羽仁真との名人戦への挑戦権を賭けた対局に臨み、自らの勝利を確信していたが、羽仁の一手を待つことなく倒れ、若くしてこの世を去った不戦敗となるいまわの際、紫音に自分の分まで将棋を指してほしいこと、いずれは名人になってほしいと自らの夢を託した。
: 師である安岡だけでなく、羽仁真にも紫音の才能を明かしたこと、また彼との対局の最中亡くなってしまったことが、奇しくも石渡夫妻殺人事件の引き金となってしまった(アニメ版)。
; 菅沢 進(すがさわ すすむ)
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: 声 - [[須加みき]]
: 紫音の母で故人。8年前の殺人事件の被害者。隣人の安岡家とは親交が深く、幸子の元へピアノを習わせに紫音を通わせていた。日記に「一美」という名を残す。夫同様、何者かによって刺殺された。遺体発見時、「勾玉のペンダント」を握って倒れていた。
 
 
 
 
=== その他 ===