「NWA世界ヘビー級王座」の版間の差分

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その後、新NWAはこの世界王座を正当化させるために[[フランク・ゴッチ]]を初代王者とし、2代目以降は適当に過去の団体の王者をつぎはぎした。そしてルー・テーズは第38代王者として認定を受けた。以後はここからNWA世界王者の代数をカウントしていくこととなる<ref>現在NWA公式ホームページではオーヴィル・ブラウンを初代王者としている。</ref>。
 
NWA世界ヘビー級王座は、[[ルー・テーズ]]や[[ジン・キニスキー]]、[[ドリー・ファンク・ジュニア]]、[[ハーリー・レイス]]などの実力あるレスラーたちの功績により、1980年代前半まで世界最高峰のベルトとして広く認知されるに至った。このタイトルを手にした者は全米各地(時には日本を初めとする海外)のNWA会員のプロモーターのテリトリーを転戦し、その地区のローカルチャンピオンと防衛戦を行わなければならず、かなりの体力と精神力が要求された。ただし、NWA王座は反則勝ち/負けでは移動せず、またオーバー・ザ・トップロープは反則というルールが存在したため、それを利用してベルトの防衛を行うこともできた。
 
NWA王者は各地のスターレスラーと防衛戦を行う仕組みになっているため、実力差を見せつけるような試合はせず、苦戦しながらの辛勝や引き分け・反則負けなどで防衛を重ねていく。そこで、インサイドワークに長けたテクニシャンタイプが多く、反則防衛を多用する[[ヒール (プロレス)|ヒール]](悪役)タイプのレスラーも少なくない。
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== ベルトの改変 ==
NWAが公式に初代ベルトとするものは[[ルー・テーズ]]が第2代王者に認定された際に持っていた物で、このベルト自体は1921年から使用されていた。1960年、長年の功績をたたえテーズに贈呈された後、[[UWFインターナショナル]]のプロレスリング世界ヘビー級王座に使用され、テーズも最高顧問就任。
 
初代が贈呈された後、黒革の2代目ベルトが作成された。
 
3代目は[[ハーリー・レイス]]が初めて王座奪取した1973年に角ばったデザインの物を作成。このベルトは一時[[小橋建太]]に貸与されていた。
 
4代目は1986年に[[リック・フレアー]]が5度目の戴冠を果たした際に黄金に輝くベルトを作成。このベルトはWCWでもそのまま使用され、NWA離脱後もWCW世界ヘビー級王座のベルトとなった。
 
そしてNWAがインディー系組織として再始動すると、レイス時代のものを復刻し現在に至る。
 
== 歴代王者 ==