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一方で、中国通であり[[西側諸国|西側]]で初めて中国語を話す首脳である<ref>{{cite web|url=http://j.peopledaily.com.cn/2007/11/28/jp20071128_80328.html|title=中国、対オーストラリア関係の広大な発展性を確信|work=人民網日文版|date=2007-11-28|accessdate=2009-08-24}}</ref>ことから、しばしば[[親中派]]と見なされ中国への傾斜が一層強まるとも見られていた。しかし、就任当初目玉に掲げていた中国との[[自由貿易協定|FTA]]では、2010年にも実施されることが予測された総選挙が近くなるにつれ態度を硬化させて交渉が停滞したほか、中国の軍備増強や中国企業の資源買収に警戒感を強めているとされた<ref>{{cite news|title=中国企業の資源買収に警戒感 豪首相「親中派」から転換|publisher=[[日本経済新聞]]|page=6|date=2009-06-08|accessdate=2009-06-08}}</ref>。
 
さらに[[2009年]]7月5日には、[[リオ・ティント]]の社員4人が産業スパイ容疑で中国当局に身柄を拘束され<ref>{{cite web|url=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0709&f=national_0709_048.shtml|title=リオ・ティント社員「スパイ容疑」で拘束認める―中国政府|work=[[サーチナ]]|date=2009-07-09|accessdate=2009-07-30}}</ref>、その後スパイおよび贈賄の容疑で逮捕される事件が発生した<ref>{{cite web|url=http://sankei.jp.msn.com/world/china/090812/chn0908121728002-n1.htm|title=リオ幹部ら4人を正式逮捕、産業スパイ・贈賄容疑で|work=[[産経新聞|MSN産経ニュース]]|date=2009-08-12|accessdate=2009-08-24}}</ref>。その一方で、[[2009年ウイグル騒乱|中国ウイグル自治区での騒乱]]から間もない7月30日、オーストラリア政府は[[世界ウイグル会議]]の[[ラビア・カーディル]]議長に対してビザの発給に踏み切った<ref>{{cite web|url=http://mainichi.jp/select/world/news/20090801ddm007030036000c.html|title=NEWS25時:オーストラリア カーディル議長にビザ|work=[[毎日新聞]]|date=2009-08-01|accessdate=2009-08-24}}</ref>。これらの問題により、豪中関係は急速に悪化の一途を辿った<ref>{{cite web|url=http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0824&f=politics_0824_005.shtml|title=急速に悪化する「豪中関係」、両国で注目集まる―中国報道|work=[[サーチナ]]|date=2009-08-24|accessdate=2009-08-24}}</ref>。
 
[[2010年]]に入ると、4月に目玉政策としていた温室効果ガスの[[排出取引|排出権取引制度]]導入に失敗。さらに6月には鉄鉱石などを採掘する資源会社を対象とした「資源超過利潤税」の導入案が産業界の猛反発を買い、支持率が急落した<ref>[http://sankei.jp.msn.com/world/asia/100610/asi1006102013004-n1.htm 窮地の豪ラッド政権 初めて支持率逆転]産経ニュース 2010年6月10日</ref>。