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NCC1701F (会話 | 投稿記録)
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== 多次元領域上のソボレフ空間 ==
 
ここでは '''R'''<sup>''n''</sup> と '''R'''<sup>''n''</sup> の部分集合 ''D'' 上のソボレフ空間を考える。単位円上での話を実数直線上のものに変えるには、フーリエの公式の技術的な変更のみ行えばよい(基本的には[[フーリエ級数]]を[[フーリエ変換]]に取り替えて、和を積分にする)。多次元への移行は、まさにその定義からしてもっと複雑なものになる。1-次元の場合の、 ''f''<sup>(''k''&minus;1)</sup> が ''f''<sup>(''k'')</sup> の積分になっているという仮定は一般化できない。このことの最も単純な解決法は微分を[[超数]]の意味での微分と考えることである。
 
形式的な定義を以下に与える。''D'' を '''R'''<sup>''n''</sup> の開集合、''k'' を[[自然数]]とし、1 &le; ''p'' &le; +&infin; とする。ソボレフ空間 ''W''<sup>''k'',''p''</sup>(''D'') は ''D'' 上で定義される函数 ''f'' で任意の[[多重指数]] &alpha; (|&alpha;| &le; ''k'') に対して混合[[偏微分]]