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1936A型駆逐艦は、[[Z計画#1938年度計画|1938年度建艦計画]]において発注された駆逐艦である。最大の改良点は主砲の大口径化であり、[[Z17型駆逐艦|1936型]]までのドイツ海軍駆逐艦は主砲に127mm砲を採用していのに対し、本型では150mm砲を搭載している。基本的な船体構造は1936型駆逐艦と変わりがないが、主砲の大口径化に合わせた改良が行われているほか、1936A(Mob)型では生産効率向上のために内部構造や機関部の一部簡略化が行われている。
 
[[ファイル:NarvickNarvik-class destroyer.jpg|left|thumb|250px|アメリカ軍の1936A型の識別表。<br/>Z28以外の1936A型は、建造当初はこの図と同じ砲塔配置である。]]
主砲の砲塔配置は前部に1基、後部前寄りに前向きの砲塔が1基、後端部近くに2基搭載されている。ただしZ28だけは後部居住区が大型化しているため、前部と後部に2基ずつ搭載している<ref>[http://www.german-navy.de/kriegsmarine/ships/destroyer/zerstorer1936a/z28/index.html http://www.german-navy.de] 2011年3月28日閲覧。</ref>。当初の計画では前部砲塔を2連装砲塔とする予定であったが、1936A型の建造までに砲塔の製造が間に合わなかったため前面の砲塔も単装砲塔となっている。後に建造された1936A(Mob)型では建造当初から2連装砲塔を搭載していたほか、1936A型もZ23、Z24、Z25、Z29の4隻<ref>「ドイツ海軍の駆逐艦1939-1945」23ページ</ref>は連装砲塔への換装が行われている。