「オートバイ用エンジン」の版間の差分

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=== 3気筒 ===
; 列3気筒
:[[File:Triumph Rocket III engine.jpg|thumb|トライアンフ・ロケットIIIの縦置き直列3気筒エンジン([[縦置きエンジン|縦置き]]並列3気筒)]]
:{{Main|直列3気筒}}
:オートバイ用エンジンとしての3気筒エンジンは少数派で、現在市販されているものは列三気筒のみである。'''トリプル'''とも呼ばれる。
:4ストロークエンジンでは、古くはイギリス・[[:en:Hinckley|ヒンクレー]]に本拠を置く[[トライアンフ (エンジン)|トライアンフ]]の列3気筒がその名を広く轟かせていた。トライアンフは幾度かの変遷を経て2004年に総排気量2300ccにも及ぶ[[:en:Triumph_Rocket_III|トライアンフ・ロケットIII]]を発売している。ヨーロッパではトライアンフの他にイタリアの[[ベネリ]]社が[[:en:Benelli Tre 1130 K|ベネリ・Tre1130K]]などの高性能車を現在でも手がけている。その他にはイタリアの[[ラベルダ]]が1000-1200ccの列3気筒を手がけており、BMWも1980年代から90年代に掛けて縦置き750ccエンジンの[[BMW・K75]]を販売した。[[バーミンガム・スモール・アームズ]]は1960年代にトライアンフと共同で[[:en:BSA_Rocket_3/Triumph_Trident]]を発売、後のトライアンフ・ロケットIIIの礎を築いた。日本においては、[[ヤマハ発動機]]が1970年代に自社で初めて開発した4ストロークエンジンが並列3気筒エンジンを、[[ヤマハ・GX|ヤマハ・GX750]]に横置き搭載された。
:2ストロークエンジンにおいては列3気筒は古くから比較的ポピュラーな形式であり、多くのメーカーがこの形式を手がけている。[[川崎重工業]]は[[カワサキ・マッハ]]シリーズに250/350/400/500/750ccをラインナップさせ、同時期に[[スズキ]]も[[スズキ・GT380]]やGT550、[[スズキ・GT750]]等を手がけている。フランスの[[モトベカン]]は[[:fr:Motobécane-Motoconfort#La tentative de renouveau dans la moto|モトベカン350/500]]というカワサキ・マッハのコピーバイクを製造していた。ロードレース世界選手権においては1970年代にカワサキがKR750、スズキがTR750をそれぞれ投入している。
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; V型3気筒