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== 歴史 ==
「物質」が、「極めて小さく不変の粒子」から成り立つという仮説・概念は[[紀元前]]400年ごろの[[古代ギリシア]]の[[哲学者]]、[[レウキッポス]]やデモクリトスの頃から存在していた。だが、この考えは当時あまり評価されたとは言えず、その後およそ2000年ほど間、大半の人々から忘れ去られていた。
 
19世紀初頭のイギリスの[[化学者]][[ジョン・ドルトン|ドルトン]]が、近代的な原子説を唱えた。彼は、[[化学反応]]の前後の物質の[[質量]]の変化に着目し、物質には単一原子(現在の原子)と複合原子(現在の分子)がある、との説を述べた。だが、当時の科学者の多くは物質に本当にそのような構成単位があるのか大いに疑っていた。科学者の共同体では「原子が存在するとは信じません」と言う科学者の方が、むしろまともだと考えられていたという<ref>デヴィッド・リンドリー『ボルツマンの原子』p.1</ref>。