「ダッソー ファルコン 7X」の版間の差分

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==設計==
[[Image:Falcon 7X.jpg|thumb|left|パリ、ル・ブルジェで展示されるファルコン 7X]]
ファルコン7Xは、初の完全な[[フライ・バイ・ワイヤ]]によるビジネスジェットであり<ref name="AeroSpace Technology">"http://www.aerospace-technology.com/projects/dassault-7x/"</ref>、サイドスティック方式の操縦桿を採用している。アビオニクスには[[ハネウェル]]による「拡張アビオニクスシステム([[:en:Enhanced Avionics System|Enhanced Avionics System]], EASy)」であるPrimus EPICを装備しており、これはファルコン900EXや、後のファルコン2000EX EASyで使用されたものである。機体は胴体と主翼が延長され、航続距離もさらに伸びた
 
機体は胴体と主翼が延長されているが、キャビンの断面は[[ダッソー ファルコン 900|ファルコン 900LX]]や[[ダッソー ファルコン 2000|ファルコン 2000S/LXS]]と共通している。[[パリ]]から[[東京]]までノンストップで飛行できる優れた航続距離に加えてノイズレベルも低く、同クラス機に比べて20%多くの飛行場で運用できる<ref>『航空ファン』No.735 2014年 文林堂</ref>。
 
[[CAD|コンピュータ支援設計]]を広く活用したことでも特筆すべきである。[[ダッソー・システムズ|ダッソー・システムズ]]の[[CATIA]]と[[PLM|商品ライフサイクルマネジメント]]製品が使用され、メーカーは「仮想プラットフォームで完全に設計された最初の航空機」であると主張している<ref>"[http://www.edmpdm.de/news/news_2004_05/dassault_falcon.htm Falcon 7X Jet Becomes First Aircraft Entirely Developed on Virtual Platform]", [http://www.edmpdm.de/index.html edmpdm.de], 24 May 2004.</ref>。