「教育工学」の版間の差分

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従来、教育工学は、生産業などで見られる「ドキュメント化」を教育現場でも行っていこうとする「教育技術の体系的集積」にも取り組んでいた。しかし、現在では、教育技術について同一場面において同一のものを用いるという態度に教育活動上において問題があることが明らかになりつつあり、教育工学の目的は、従来と比較して変遷がみられるといわれている。
 
現代において教育工学は、より創造的・効率的な教育を行うための技術の研究を行う学問としても捉えられており、教育で活用される情報について研究する[[教育情報学]]や、情報の教育について研究する[[情報教育論]]<!--、[[メディア (媒体)|メディア]]研究 -->などの基礎論としても捉えらえようとする動きもある。現代の教育工学においては、[[情報学]]や[[教育方法学]]などと相まって、[[視聴覚教育]]として使用される[[スライドプロジェクタ]]、[[映像]]([[映画]]、[[放送教育]])、[[オーバーヘッドプロジェクタ|OHP]]、そして[[コンピュータ]]などの教育にも用いることができるメディア([[教育メディア]])の活用についても研究されるようになっており、教育工学において、これらの機器の基礎的側面が研究されることもある。<!-- 現在、もっとも注目されているのが教育へのコンピュータの応用及び[[メディア・リテラシー ]]である。-->
 
しかし、基礎論と応用論の区分は厳格なものではなく、教育工学を含む具体的な各研究においては、基礎的領域から応用的領域までを適宜扱っていることが多い。このような事情を背景に、教育工学の語は、「技術の教育方面への応用」という意味合いが強調される形で、教育に関して工学的な要素を持つ研究の総称としても用いられるようになってきている。
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