「天王星型惑星」の版間の差分

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当初、[[天王星]]、[[海王星]]はその大きさと位置から[[木星型惑星]]に分類されていた。しかし、[[ボイジャー2号]]の観測により、従来の予想より遥かに豊富な[[水]]や[[メタン]]が存在することが分かった。[[木星]]、[[土星]]は様々な有機化合物によって白、赤、橙、黄、茶色を混ぜ合わせた色をしているが、天王星、海王星は透き通るような青色をしている。これは水、そして大気中に含まれるメタンにより、赤色の光が吸収され、青い光のみを強く反射しているためだと考えられている。また[[水素]]の割合は低く、水やメタンの氷が[[マントル]]を構成し、地球の10倍程度の質量を持つ、岩石・金属質の中心核を取り囲んでいると考えられている。
 
天王星、海王星とも、太陽からの距離に対して表面の温度が割合高く、これは中心部で崩壊する放射性元素の重力収縮によるものだと考えられている。
 
その組成から、巨大氷惑星('''アイスジャイアント'''、[[英語]]:ice giant)とも呼ばれる。