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: 看読真詮榜(かんどくしんせんぼう、看経榜(かんきんぼう)とも)とは、正月の[[修正会]]や7月の[[盂蘭盆会]]などに読む[[経典|経]]名や[[{{要曖昧さ回避|date=2014年3月|]]}}名を列挙し、その下に担当僧が自分の名前を書くもの。
 
: 『看読真詮榜』は、宗峰が担当僧である宗鏡の代わりに書いた[[#榜|榜語]]。古くより最も著名な墨跡の一つとされている。年紀はないが榜語の内容から[[建武 (日本)|建武]]元年(1334年)の修正会に際しての看経榜と考えられる。巻末に「宗鏡」の署名があるが、宗鏡が書いたのはこの署名のみで、他は書風から宗峰の書として知られる。その書風は黄庭堅の影響を受けたもので、ところどころに点画を長く伸ばしているが、肉厚かつシャープな筆線に和様との複合体という趣がある。筆致は豪放で堂々としており、驚くべき精神力を感じさせる。紙本、32.8cm×835.9cm。[[真珠庵]]蔵。国宝(指定名称は'''大燈国師墨蹟(看読真詮榜)''')<ref name="minegishi127"/><ref name="kanariya70"/><ref name="furuta159"/><ref name="minegishi92"/><ref name="nagoya_zusetsu114"/><ref>小松茂美 図版247</ref><ref>石川九楊(日本書史) p.94</ref>。