「四国連続強盗殺人事件」の版間の差分

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== 犯人歴 ==
犯人Aは[[高知県]][[長岡郡]]で[[1921年]]に生まれ、[[義務教育]]を終えると各地の飯場で作業員として働いていたが、20歳の時に「規則正しい生活は嫌だ」という動機から、当時[[大日本帝国憲法]]で国民の義務とされていた[[徴兵]]検査を受けず逃亡した。しかし当時の[[日本]]は[[第二次世界大戦]]([[太平洋戦争]])の最中であり、時局柄許されない状況であった。そのため[[懲罰]]覚悟で出頭し兵役に就く事になった。[[1944年]][[2月]]に[[高知県]]の[[歩兵第44連隊|第44連隊]]に入営したが、部隊内の[[いじめ]]に耐え切れなくなり部隊を脱走し[[軍法会議]]にかけられた。軍法会議の最中にAは拘禁先で[[看守]]を負傷させ[[脱獄]]を図ったため、[[殺人罪 (日本)#未遂|殺人未遂]]で[[無期懲役]][[判決]]を受け、[[終戦]]を[[広島刑務所]]で迎えた。
 
その後、Aは[[恩赦]]により減刑され[[1956年]][[6月]]に[[仮出獄]]したが[[ギャンブル]]にはまり、強盗や[[窃盗]]を繰り返し[[刑務所]]送りとなり、[[高松刑務所]]を仮出獄したのは[[1963年]][[9月25日]]であった。
 
== 事件の概要 ==