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=== お通し、突き出し ===
店に入って酒を注文すると、他に何も頼んでいなくても小皿や小鉢に入った一品料理が出てきて代金を取られるケースが多い。これは「お通し」もしくは「突き出し」と呼ばれるもので、最初の注文が入ってから客に出すまでの時間をつなぐためとされるものである。この他「口取」とする店もある。予め作っておいてすぐに出せるもの、あるいは前日の残り物などを上手く処理して出す。枝豆や、前日は刺身で出していた魚を、煮付けにして出すなどはその例である。関東ではお通し、関西では突き出しという所が多いようだが、両者で全く正反対の言葉を同義語として使っているところが興味深い。店側にとって、お通しは「客単価を確実に上げられる上に、質をあまり問われないので利益率が高くありがたい商品」として重宝されている側面もある<ref name=asahi>[https://snet.asahibeer.co.jp/news/column/009/ 「お通し革命」が進行しています] - ご繁昌サポートネット・2013年2月5日</ref>。
 
「頼んでいないのだから代金は払わない」等のトラブルを回避するため「(お通しを)頂戴致します([[養老乃瀧]]、席料とも取れる表記)」「酒類をご注文のお客様にお召し上がり頂きます([[つぼ八]]、「手始め」と呼称)」などと料金システムとして明示するケースも見受けられる。一方で「頼んでもいない商品を一方的に出すのは客に余計な負担をかける」という理由から、お通しを出さないことをセールスポイントの一つとするチェーン([[鳥貴族]]<ref>[http://ameblo.jp/toriki-ookura/entry-10516793122.html 居酒屋の【お通し】について] - 鳥貴族 社長の焼鳥日記!!・2010年4月24日</ref>など)や、「お通しが要らないお客様には提供しない」ことをメニュー等で明示しているチェーン([[ワタミ|和民]]<ref name=asahi />など)も出てきている。