「ヴィルヘルミーネ・フォン・プロイセン (1751-1820)」の版間の差分

'''ヴィルヘルミーネ'''・フォン・プロイセン（<span lang="de" xml:lang="de">'''Wilhelmine''' von Preußen</span>, [[1751年]][[8月7日]] - [[1820年]][[6月9日]]）は、[[プロイセン王国]]の王族。プロイセン王子[[アウグスト・ヴィルヘルム・フォン・プロイセン (1722-1758)|アウグスト・ヴィルヘルム]]の長女で、プロイセン王[[フリードリヒ・ヴィルヘルム2世 (プロイセン王)|フリードリヒ・ヴィルヘルム2世]]の妹であり、[[オラニエ公]][[ウィレム5世 (オラニエ公)|ウィレム5世]]の妃となった。全名は[[ドイツ語]]で'''フリーデリケ・ゾフィー・ヴィルヘルミーネ'''（<span lang="de" xml:lang="de">'''Friederike Sophie ''Wilhelmine'''''</span>）、[[オランダ語]]で'''フレデリカ・ソフィア・ヴィルヘルミナ'''（<span lang="nl" xml:lang="nl">'''Frederica Sophia ''Wilhelmina'''''</span>）。

ヴィルヘルミーネは[[1751年]][[8月7日]]、アウグスト・ヴィルヘルムとその妃であった[[ブラウンシュヴァイク＝ヴォルフェンビュッテル侯領|ブラウンシュヴァイク＝ヴォルフェンビュッテル]][[ブラウンシュヴァイク＝ヴォルフェンビュッテル君主一覧|公]][[フェルディナント・アルブレヒト2世 (ブラウンシュヴァイク＝ヴォルフェンビュッテル公)|フェルディナント・アルブレヒト2世]]の娘[[ルイーゼ・アマーリエ・フォン・ブラウンシュヴァイク＝ヴォルフェンビュッテル|ルイーゼ・アマーリエ]]の間に第3子として[[ベルリン]]で生まれた。

[[フランス革命戦争]]の波及を受けて[[ネーデルラント連邦共和国]]が崩壊すると、ヴィルヘルミーネは夫とともに[[イギリス]]へ逃れた。その後2人は[[ナッサウ]]や[[ブラウンシュヴァイク]]に住み、夫のウィレム5世は[[1806年]][[4月9日]]にブラウンシュヴァイクで歿没した。

ヴィルヘルミーネは1820年6月9日に[[アペルドールン]]の[[ヘット・ロー宮殿]]で死去し、[[デルフト]]の[[新教会 (デルフト)|新教会]]に葬られた。なお、[[アムステルダム国立美術館]]には、[[:en:Tethart Philipp Christian Haag|Tethart Philipp Christian Haag]]による彼女の肖像画が展示されている。

* [[ウィレム1世 (オランダ王)|'''ウィレム'''・フレデリック]] （1772年 - 1843年、オランダ王・[[ルクセンブルク君主一覧|ルクセンブルク大公]]）