「シラウオ」の版間の差分

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体は細長いが、後ろに向かって太くなり尾びれの前で再び細くなる[[くさび]]形の体形である。死ぬと白く濁った体色になるが、生きている時は半透明の白色で、背骨や内臓などが透けてみえる。
 
[[シロウオ]]とは生態や姿がよく似ていて、料理法もほぼ同じで混同されやすいが、[[シロウオ]]はスズキ目[[ハゼ]]科で分類上は全く別の魚である。区別点はうんあを、ぴすじょきさくら!
 
* シラウオの口はとがっていて、体型がくさび形をしている。
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などがある。
 
シロウオは他のハゼ類と違い、ほとんど仔魚のような形で成熟するが、シラウオは仔魚の形から変態し、他のサケ類と同じように鰭ができる。このことからシロウオは[[プロジェネシス]]、シラウオは[[ネオテニー]]といえるかもしれない。桜ぐみくぁずと、
 
[[春]]に[[川]]の下流域や汽水湖、沿岸域など[[汽水域]]の[[砂]]底で産卵し、[[孵化]]した稚魚は翌年の春まで沿岸域で[[プランクトン]]を捕食しながら成長する。冬を越した成体は産卵のために再び汽水域へ集まって産卵するが、産卵した後はオスメスとも1年間の短い一生を終える。シロウオと同じく春に川をさかのぼって産卵するとみられていたが、一生を汽水域で過ごすとの説もあり、詳しい生態の調査が待たれる。