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'''小保方 晴子''' (おぼかた はるこ、[[1983年]][[6月29日]] - )は、[[日本]]の[[細胞生物学]]者{{要出典|date=2014年3月}}。[[学位]]は[[博士 (工学)|博士(工学)]]([[早稲田大学]]・[[2011年]])。[[独立行政法人]][[理化学研究所]]発生・再生科学総合研究センター・細胞リプログラミング研究ユニット・ユニットリーダー<ref>[http://www.cdb.riken.jp/crp/contact.html Cellular Reprogramming 細胞リプログラミング研究ユニット OBOKATA LAB] 2014年2月2日閲覧</ref>。
 
外からの刺激で[[体細胞]]を[[リプログラミング|初期化]]することにより、すべての生体組織と[[胎盤]]組織に分化できる[[分化能#多能性 (pluripotency)|多能性]]を持った細胞([[刺激惹起性多能性獲得細胞|STAP細胞]])を作製する方法を世界で初めて確立したと発表した。{{要出典|date<ref name="RikenPressRelease140130_1">[http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/ 体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見 -細胞外刺激による細胞ストレスが高効率に万能細胞を誘導-](理化学研究所 プレスリリース 2014年31}}29日付)</ref>。
 
== 経歴 ==
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一時帰国している間の2011年3月に[[東日本大震災]]が発生した。その影響で米国の就労ビザが得られず、ハーバード大学に戻れなくなった。そこで若山を頼って理化学研究所に入った<ref>[http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201401/0006674818.shtml 小保方さん 理研入り転機は震災 STAP細胞作製](神戸新聞 2014年1月31日付)2014年2月3日閲覧</ref>。最初のSTAP細胞を作製する鍵になった酸性溶液を見つけるまで何度も失敗を繰り返したが、諦めることなくいろいろな刺激方法を試みた結果、ついに2011年末ごろ、多能性を示す緑色に光るマウスの1匹目が生まれた、と本人は報告している。<ref name="yomiuri_0202" />。
 
2014年1月28日、理化学研究所で開かれた記者会見の場でSTAP細胞が発表され<ref name="nikkeiBT_1_29">[https://bio.nikkeibp.co.jp/article/news/20140129/173599/ 写真追加、理研CDBと米Harvard大が胎盤にも分化するSTAP細胞の成果をNature誌で発表、酸性溶液で体細胞を初期化](日経バイオテクONLINE 2014年1月29日付)2014年2月3日閲覧</ref>、『Nature』誌2014年1月30日号に論文が掲載された(Nature 505, 641-647 ページ および 676-680 ページ)<ref name="RikenPressRelease140130_1" /><ref>[http://sankei.jp.msn.com/science/news/140129/scn14012921150000-n1.htm 酸の刺激だけで万能細胞作製 新型「STAP」理研が成功](産経新聞 2014年1月29日付)同日閲覧</ref><ref>[http://www.nature.com/news/acid-bath-offers-easy-path-to-stem-cells-1.14600 Acid bath offers easy path to stem cells : Nature News & Comment]</ref><ref>[http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12968.html Stimulus-triggered fate conversion of somatic cells into pluripotency : Nature : Nature Publishing Group]</ref><ref>[http://www.nature.com/nature/journal/v505/n7485/full/nature12969.html Bidirectional developmental potential in reprogrammed cells with acquired pluripotency : Nature : Nature Publishing Group]</ref><ref>[http://www.riken.jp/pr/press/2014/20140130_1/ 体細胞の分化状態の記憶を消去し初期化する原理を発見 -細胞外刺激による細胞ストレスが高効率に万能細胞を誘導-](理化学研究所 プレスリリース 2014年1月29日付)</ref>。なお同誌の発行元は報道解禁日を日本時間の1月30日3時に設定していたが、その後「解禁日破りが日本国外であったため報道を解禁する」と発表し、日本では1月29日22時前からニュース番組で報道された<ref name="nikkeiBT_1_29" />。
 
==== 研究に対する反響 ====