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: 単行本第8巻にて白鳥と付き合い始めた事で、別人格とも部分的に記憶の共有(全員が白鳥と恋人関係にあると認識している)が始まるという快復の兆候を見せる。彼女の中にいる4人の別人格たちは、梢自身が生み出した物語に出てきた登場人物であり、見えない友達であった。「絵を描くこと」でそのきっかけの一部を作ってしまい、それを知った白鳥を悩ませることになる。もともと、それぞれの人格はお互いを認識する事はなかった。しかし、白鳥への恋愛感情の共有により、梢の精神の深いところで、梢以外の人格が出会い、さらに自分たちを生み出した「蒼葉梢」も認識する(梢本人は気づいていない)。その際、別人格と記憶が完全に共有されてしまうと、別人格が出ている間は5人のうち誰か1人しか白鳥と一緒に過ごせないことに気付いてしまう。別人格らは悩んだ末に常に白鳥と共にあることを選択して梢の中へと帰っていき、彼女は再び一人の人間として生まれ変わった。
: アニメでは原作と異なり、病名が伏せられ、人格が変わる現象も「変身」と改められている。その原因は梢がプレゼントした旅行で両親が事故に遭い、自分のせいだと思い込んでしまったからで、「変身」は心的ショックから心を保つための処置だった。そのため、「大事な人がいなくなる」「自分のせいで誰かが事故に遭う」などがあるとトラウマから自閉してしまう(原作では虐待を受け置き去りにされたため)。
: 後日談では、白鳥と結婚し4人の娘とともに円満な家庭を築く。2人の間に生まれた4人の娘たちは、梢の中へと戻っていった別人格たちの懐かしい面影を残している<ref>[[2011年]]に発表された短編「みちくさ」(ガンガンアンソロジーコミックス『コミックアンソロジー極 帰宅部』)にて、名前などの明確な表記はないものの、作中で表記されている家族関係(両親・姉妹3名・店子3名)や手品が得意ということから、棗似の娘と思われる人物が登場している。</ref>
; 蒼葉梢の交代人格(別人格)
:; 赤坂早紀(あかさか さき)