「アメリカ合衆国大統領就任式」の版間の差分

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就任式は開催1ヶ月前から設営されており、直前になると警備がさらに強化される。また、世界中からメディア・記者が取材するため、全米テレビネットワークでは就任式の模様も同時放送されている。
 
ただし大統領の死亡や辞任によって副大統領が昇格する場合は大掛かりな式典は行われない。[[1963年]]の[[ケネディ大統領暗殺事件]]直後では、当時[[アメリカ合衆国副大統領|副大統領]]だった[[リンドン・ジョンソン]]が[[ダラス]]からワシントンへ戻る副大統領専用機の機内で宣誓がただちに非公開で行われた。[[リチャード・ニクソン]]の大統領辞任に伴う[[ジェラルド・フォード]]の昇格の際は、宣誓と就任演説が[[ホワイトハウス]]内の広間 [[:en:East Room (White House)|East Room]] で行われた。
 
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== 式典の流れ ==
式典は正午より少し前から行われ、先立って新副大統領の宣誓が行われる。そして正午、新大統領が[[合衆国最高裁判所]]長官の面前で宣誓すると、大統領の到着を示す曲である [[:en:Hail to the Chief|Hail to the Chief]] が演奏され、[[元首]]に対する礼遇として21発の[[礼砲]]が撃たれる。新大統領は引き続き就任演説を行う。その後、祝賀昼食会で就任を祝った後、最初の公務である議会での書類の署名。つづいて議事堂から[[ペンシルベニア通り]]を[[ホワイトハウス]]まで[[パレード]]を行い、式典が終了する。パレードでは[[ジミー・カーター]]の大統領就任式から、途中で車を降りて徒歩で移動するのが慣例となっている。
 
なお就任式の夜には祝賀[[晩餐会]]と[[舞踏会]]が開かれ大統領夫妻が踊りを披露するのが慣例。