「地底戦車」の版間の差分

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概要,歴史
歴史
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[[1941年]](昭和16年)に[[海野十三]]が発表した少年向けSF作品「未来の地下戦車長」は、地底戦車(作中では地下戦車)の開発を目指す少年技師が数々の困難を乗り越えていくもので、地底戦車の持つ問題点([[#実用性と問題点|後述]])が既に指摘されている。
 
戦後になると自由なSF作品が日本でも発表されるようになり、前述の小松崎茂は「[[地球SOS]]」を発表し、その中で地底戦車をイラストとともに登場させている。また、本格的な特撮を使用したSF映画も製作されるようになり、[[東宝]]は小松崎をコンセプトデザインに迎え、「[[地球防衛軍 (映画) |地球防衛軍]]」「[[海底軍艦 (映画) |海底軍艦]]」を製作する。これらに登場した地底戦車型ロボット怪獣「[[モゲラ]]」や地海空併用潜水艦「[[轟天号]]」はリメイク作品にも登場するほか、[[氷河戦士ガイスラッガー]]のソロン号や[[恐竜大戦争アイゼンボーグ]]のアイゼンボーグ号等、ドリル付航空機などの亜種をも産み出している。
 
1960年代まではあまり外国の作品には登場してこなかったが、1966年に放送された[[イギリス]]の「[[サンダーバード (テレビ番組)|サンダーバード]]」では「モグラー」(Mole)が登場し、[[今井科学]]から「ジェットモグラ」の商品名で発売された[[プラモデル]]とともに人気を博した。なお、1976年に「地底世界ペルシダー」が「[[地底王国]]」として映画化された際には、製作にサンダーバードの旧スタッフが参加したためジェットモグラに酷似した鉄モグラが登場している。