「戦闘妖精・雪風」の版間の差分

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=== ジャム(兵器) ===
ジャムの侵攻に使われる、無人の航空兵器。作中では、撃墜しても残骸が短時間で消滅すると設定されており、飛行原理など様々な面で解明が進んでいない。戦闘機型のジャムは、常にFAF側の航空機の性能とほぼ同程度の性能を持つよう異様な迅速さで性能が向上することから、零は状況に対応して進化する飛行機のような形態の生物である可能性に言及していた。
 
いくつかの形態が確認されており[http://www.faf.jp/archive/fafar/01/jam.html]、 小説版では真っ黒で全体像が捕らえづらい平面的で影のような機体と表現されるが、これは何らかの偽装機能によるもので、攻撃などで銀色の機体の様子が暴かれる描写もある。OVA版では機体全体に流れるように変化する縞模様があり、時折赤い模様が現れるなどの変化がある。機首部などに高速回転するコアのようなものが見受けられ、機体全体が常に振動しているようにぶれて見える。「[[敵は海賊]]」シリーズとのクロスオーバー作品「被書空間」では一基のミサイルが解析されており、人間の脳に似せたと思しき「有機生命体に似た組織」が構成部品として搭載されていた。
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; ジャミーズ
: ジャムが人間を感知すべく生み出した人間のコピーの通称。ジャム人間とも呼ばれる。壊滅した前線基地の人員や墜落機のパイロットなどに似せた外観で、FAF内に紛れ込んでいる。外見からは普通の人間と区別できず、元となった人間の記憶をそのまま引き継ぎ、コピーとしての自覚が無いまま本人として振舞っている者も居る。原則的にFAFに対する強烈な憎悪を何らかの形で刷り込まれている。OVA版では体液が黄色いという差異が描かれており、雪風など一部のコンピュータはその存在を感知していた。
:人間のように有機的な存在と自称しているが、身体を構成する物質は、地球の生物のようなタンパク質ではない。ジャミーズとの会話の内容から、零はタンパク質の[[光学異性体]]であるD型ポリペプチドでできた生物だと推測していた。そのため、普通の人間が食べる物は消化できず、同じようにジャミーズの食べ物を人間が食べることも出来ない。人間と身体組成が違う理由について、コピー人間であるヤザワ自身は「手違い」「ばかばかしいミス」と述べていたが、作中では、自由に食料調達が出来ないようにすることで行動をある程度制限する、ジャムが設定した一種のリミッターではないかとの推測もされている。
 
===その他===