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|種類 = [[株式会社]]
|市場情報 =
|略称 = 東海楽器<br />トーカイ<br />Tokai Guitars<br />TGK
|国籍 = {{JPN}}
|本社郵便番号 = 430-0835 
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}}
'''東海楽器製造株式会社'''(とうかいがっきせいぞう、{{Lang-en-short|''Tokai Gakki Co., Ltd.''}})は、[[静岡県]][[浜松市]]にある[[楽器]]製造メーカー。
主な製造品は、[[エレクトリックギター|エレキ・ギター]]、[[アコースティックギター|アコースティック・ギター]]、[[ピアニカ]]([[鍵盤ハーモニカ]])、[[アンプ (楽器用)]]など。一時期[[ピアノ]]を製造していたこともある。
愛称は、'''TGK'''。
下請け製造会社としても有名であり、現在[[シェクター]]などを製造している。過去には1970〜80年代の[[マーティン (楽器メーカー)|C.F.マーティン]]社の日本国内向けアコースティック・ギターや神田商会が商標取得後のフェンダージャパンも製造していた。
 
[[アンプ (楽器用)]]も販売している。
 
1970年代以降の主力製品は、[[エレクトリックギター|エレキ・ギター]]、[[アコースティックギター|アコースティック・ギター]]、'''[[ピアニカ]]'''([[鍵盤ハーモニカ]])など。一時期[[ピアノ]]を製造していたこともある。1970〜80年代の[[マーティン (楽器メーカー)|C.F.マーティン]]社との技術提携によるアコースティック・ギターや、[[フェンダー (楽器メーカー)|フェンダー]]社、[[ギブソン (楽器メーカー)|ギブソン]]社のエレキ・ギターのレプリカ・モデルは評価も高いが、一方で'''[[東海楽器・Talbo|Talbo]]'''、'''MAT'''、'''SEB構造'''といった独自技術によるエレキ・ギターも開発している。
 
== 沿革 ==
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* 1968年 '''Humming Bird'''ブランドによるエレキ・ギターの生産、販売を開始。
* 1970年 '''Humming Bird'''ブランドによるアコースティック・ギターの生産、開始。
* 1971年 米国[[マーティン (楽器メーカー)|C.F.マーティン]]社との間に日本国内総代理店契約を結び、輸入を開始。合わせて技術日本国内向けのギター製造のOEM提携も結んだ。
* 1973年 [[バンジョー]]、[[チェンバロ]]の生産、販売を開始。
* 1975年 アコースティック・ギターのブランド'''Cat's Eyes'''の生産、販売を開始。新しいタイプの打弦電気ピアノ、'''ライトピアノ'''の開発に成功、販売開始。
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* 1978年 エレキ・ギターLSシリーズの生産、販売を開始。アップライト・ピアノの生産、販売を開始。
* 1983年 世界初の新素材メタル・ボディと独自シェイプを持ったエレキ・ギター'''Talbo'''の開発に成功、生産、販売を開始。
* 1984年 [[フェンダー (楽器メーカー)|フェンダー]]社から自社の偽造品製造をしているとして訴訟を起こされ、敗訴。裁判所命令により楽器が販売停止となり[[会社更生法]]申請。
* 1984年 [[会社更生法]]申請。
* 1985年 新素材カーボン・ファイバーとファイバー・グラス・ボディ、ネックを使用したエレキ・ギター'''MAT'''の開発に成功、生産、販売を開始。
* 1986年 '''東海楽器製造株式会社'''設立。
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*PRESTO、BRIO等オリジナルな製品が中心となっている。
OEM
*1997年[[フェンダー・ジャパン]]社のランニング・チェンジ解散により、神田商会が商標のライセンス権を取得。筆頭にダイナ楽器と共に 1982年からの供給元親会社であった[[フジゲン]]に代わるかたちでフェンダージャパンのOEM供給を開始。両者を見分けるポイントはシリアル・ナンバーで、フジゲン製造のものは MADE IN JAPAN 、ダイナ楽器および東海楽器製造のものは CRAFTED IN JAPAN と書かれている。
*この他、[[モズライト]](㈱フィルモアの国内生産モデル)の[[OEM生産]]を手がけている。