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[[西郷隆盛]]の[[座右の銘]]「敬天愛人」の「愛人」は、恋愛とは関係なく人間愛といったような意味である。現代日本語では、「愛人」という表現は、単に「愛する相手」であるばかりでなく、ある種の暗示を含んでおり、[[不倫]]相手や[[妾]]を指す。[[日本]]でも、[[戦前]]までは不倫相手という意味は無く、恋人という意味で使われていた。「愛人」に不倫相手という意味ができたのは[[戦後]]である。
 
[[朝鮮語|韓国語]]では「愛人({{lang|ko|애인}})」は「恋人」の意である。[[中国語]]でも「愛人」はそのまま「愛する人」の意で恋人という意味と「夫または妻」を指す言葉であり(ただし、[[台湾]]では日本と同様「不倫相手」「妾」を指す<ref>古川典代『中国語で歌おう! 決定版 テレサ・テン編』[[アルク]]</ref>)、現代日本語で言うところの「愛人」は「情人」と言う。
 
=== 現代日本語の「愛人」 ===