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{{政治家
{{大統領
| 人名 = アンドルー・ボナー・ロー
| 各国語表記 = {{lang|en|Andrew Bonar Law}}
| 画像 = Andrew Bonar Law 02.jpg|200px
| 画像サイズ = 200px
| 国名 略称 = {{GBRUK}}
| 代数 画像説明 =
|生年月日 = [[1858年]][[9月16日]]
| 職名 = 首相
|出生地 = [[ニューブランズウィック州]]・{{仮リンク|レクストン (ニューブランズウィック)|label=レクストン|en|Rexton, New Brunswick}}
| 就任日 = [[1922年]][[10月23日]]
| 退任没年月日 = [[1923{{死亡年]][[5月22日]]と没年齢|1858|9|16|1923|10|30}}
|死没地 = {{UK}}、[[ロンドン]]
| 副大統領 =
|出身校 = {{仮リンク|グラスゴー高校|en|High School of Glasgow}}
| 元首 = [[ジョージ5世 (イギリス王)|ジョージ5世]]
|所属政党 = [[保守党 (イギリス)|保守党]]
| 出生日 = [[1858年]][[9月16日]]
|称号・勲章 = [[枢密院 (イギリス)|枢密顧問官]] （PC）
| 生地 = [[ニューブランズウィック州]][[レクストン]]
|親族（政治家） = {{仮リンク|リチャード・ロー (初代コールレーン男爵)|label=初代コールレーン男爵|en|Richard Law, 1st Baron Coleraine}}（四男）
| 死亡日 = [[1923年]][[10月30日]]
|配偶者 = アニー・ピトケアン・ロブレイ
| 没地 = [[ロンドン]]
|サイン = Andrew Bonar Law Signature.svg
| 配偶者 = アニー・ピトケアン・ロブリー
|国旗 = UK
| 政党 = [[保守党 (イギリス)|保守党]]
|職名 = [[イギリスの首相|首相]]
| サイン =
|就任日 = [[1922年]][[10月23日]]
|退任日 = [[1923年]][[5月20日]]<ref name="秦(2001)511">[[#秦(2001)|秦(2001)]] p.511</ref>
|元首職 = [[イギリスの君主|国王]]
|元首 = [[ジョージ5世 (イギリス王)|ジョージ5世]]
|国旗2 = UK
|職名2 = {{仮リンク|植民地大臣 (イギリス)|label=植民地大臣|en|Secretary of State for the Colonies}}
|内閣2 = [[ハーバート・ヘンリー・アスキス|アスキス]][[挙国一致内閣]]
|就任日2 = [[1915年]][[5月27日]]
|退任日2 = [[1916年]][[12月5日]]<ref name="秦(2001)513">[[#秦(2001)|秦(2001)]] p.513</ref>
|国旗3 = UK
|職名3 = [[財務大臣 (イギリス)|財務大臣]]
|内閣3 = [[デビッド・ロイド・ジョージ|ロイド・ジョージ]]挙国一致内閣
|就任日3 = [[1916年]][[12月10日]]
|退任日3 = [[1919年]][[1月10日]]<ref name="秦(2001)512">[[#秦(2001)|秦(2001)]] p.512</ref>
|国旗4 = UK
|職名4 = [[庶民院]]議員
|選挙区4 = {{仮リンク|グラスゴー・ブラックフライアーズ・アンド・ハッチンソンタウン選挙区|en|Glasgow Blackfriars and Hutchesontown (UK Parliament constituency)}}<br/>{{仮リンク|ダルウィック選挙区|en|Dulwich (UK Parliament constituency)}}<br/>{{仮リンク|ブートル選挙区|en|Bootle (UK Parliament constituency)}}<br/>{{仮リンク|グラスゴー・セントラル選挙区|en|Glasgow Central (UK Parliament constituency)}}
|就任日4 = [[1900年]][[10月1日]] - [[1906年]][[1月12日]]<br/>[[1906年]][[5月15日]] - [[1910年]][[12月3日]]<br/>[[1911年]][[3月27日]] - [[1918年]][[12月14日]]<br/>1918年12月14日
|退任日4 = [[1923年]][[10月30日]]<ref name="hansard">{{Cite web |url=http://hansard.millbanksystems.com/people/mr-bonar-law/ |title=Mr Bonar Law |accessdate= 2014-3-27 |author= [[イギリス議会|UK Parliament]] |work= [http://hansard.millbanksystems.com/index.html HANSARD 1803–2005] |language= 英語 }}</ref>
}}
'''アンドルー・ボナー・ロー'''[[オナラブル|閣下]]（{{lang-en-short|Rt. Hon. '''Andrew Bonar Law'''}}, {{Post-nominals|post-noms=[[枢密院 (イギリス)|PC]]}}、[[1858年]][[9月16日]] – [[1923年]][[10月30日]]）は、[[イギリス]]の[[政治家]]。[[1922年]][[10月23日]]から[[1923年]][[5月22日]]まで[[イギリスの首相]]を務めた。
 
[[1911年]]に[[アーサー・バルフォア]]が[[保守党 (イギリス)|保守党]]党首を退任した後、代わって党首となった。第一次世界大戦中に成立した[[挙国一致内閣]]で閣僚職を歴任。戦後の[[1922年]]に保守党と[[自由党 (イギリス)|自由党]]の大連立が解消されると[[デビッド・ロイド・ジョージ|ロイド・ジョージ]]に代わって[[イギリスの首相|首相]]に就任したが、健康状態が芳しくなく、その翌年には辞職。[[スタンリー・ボールドウィン]]が代わって首相・保守党党首となった。
 
== 経歴 ==
=== 前半生 ===
[[カナダ]]の[[ニューブランズウィック州]]に生まれ、[[スコットランド]]の[[グラスゴー]]で教育を受け、この地で鉄工業に従事して成功、[[1900年]]保守党（自由統一党）所属[[庶民院|下院]]議員として政界に進出、[[1902年]]商務院政務次官となった。[[ジョセフ・チェンバレン|チェンバレン]]の関税改革論を支持、[[1909年]]の[[デビッド・ロイド・ジョージ|ロイド・ジョージ]]の有名な予算案に反対、[[1911年]][[保守党 (イギリス)|保守党]][[下院院内総務]]に選ばれた。[[1914年]][[第一次世界大戦]]に際しては[[自由党 (イギリス)|自由党]]内閣を支持、翌年連立内閣に植民地相として入閣、[[1916年]]ロイド・ジョージ連立内閣に[[財務大臣 (イギリス)|蔵相]]、戦時内閣閣僚として重きをなした。[[1919年]][[国璽尚書]]、講和会議全権となり、[[1921年]]には病気のため辞職したが、翌年連立内閣崩壊の後をうけて保守党内閣を組織、[[1923年]]再び病気のため辞職、まもなく死亡した。
[[カナダ]]の[[ニューブランズウィック州]]{{仮リンク|レクストン (ニューブランズウィック)|label=レクストン|en|Rexton, New Brunswick}}にレヴァランド・ジェームズ・ローとその妻イライザの長男として生まれる<ref name="thepeerage.com">{{Cite web |url= http://www.thepeerage.com/p4414.htm#i44137 |title=Rt. Hon. Andrew Bonar Law|accessdate= 2014-3-27 |last= Lundy |first= Darryl |work= [http://thepeerage.com/ thepeerage.com] |language= 英語 }}</ref>。父レヴァランドは[[北アイルランド]]・[[アルスター]]の[[長老派教会]]の牧師だった<ref name="ブレ(1979)231">[[#ブレ(1979)|ブレイク(1979)]] p.231</ref><ref name="坂井(1967)497">[[#坂井(1967)|坂井(1967)]] p.497</ref>。
 
{{仮リンク|グラスゴー高校|en|High School of Glasgow}}を卒業後、[[グラスゴー]]の鉄鋼市場の仲買業者となる。[[保守党 (イギリス)|保守党]]の社交界に出席するようになったが、社交界にあって社交活動に無頓着で禁酒主義者であったことが人々の注目を集め、保守党指導者としての道を開いたという<ref name="ブレ(1979)231"/>。
{{Commonscat|Andrew Bonar Law}}
 
=== 政界へ ===
{{先代次代|[[イギリスの首相]]|1922年-1923年|[[デビッド・ロイド・ジョージ]]|[[スタンリー・ボールドウィン]]}}
[[File:Bonar Law Vanity Fair 2 March 1905.jpg|180px|thumb|1905年3月2日の『[[バニティ・フェア (イギリスの雑誌)|バニティ・フェア]]』誌に描かれたボナー・ロー]]
[[1900年]]に{{仮リンク|グラスゴー・ブラックフライアーズ・アンド・ハッチンソンタウン選挙区|en|Glasgow Blackfriars and Hutchesontown (UK Parliament constituency)}}から選出されて保守党の[[庶民院]]議員となる（[[1906年]]から{{仮リンク|ダルウィック選挙区|en|Dulwich (UK Parliament constituency)}}、[[1911年]]から{{仮リンク|ブートル選挙区|en|Bootle (UK Parliament constituency)}}、[[1918年]]からは{{仮リンク|グラスゴー・セントラル選挙区|en|Glasgow Central (UK Parliament constituency)}}から選出された）<ref name="thepeerage.com"/>。
 
[[1902年]]から[[1905年]]にかけて[[アーサー・バルフォア]]内閣の{{仮リンク|商務庁政務次官 (イギリス)|label=商務庁政務次官|en|Parliamentary Secretary to the Board of Trade}}を務めた<ref name="thepeerage.com"/>。ボナー・ローは[[ジョセフ・チェンバレン]]の提唱する関税改革論（保護貿易論）の熱心な支持者だった<ref name="ブレ(1979)231"/><ref name="中村(1978)65">[[#中村(1978)|中村(1978)]] p.65</ref>。
 
[[1905年]]に[[自由党 (イギリス)|自由党]]が政権を獲得し、保守党は野党となった。[[1909年]]に自由党政権の財務大臣[[デビッド・ロイド・ジョージ|ロイド・ジョージ]]が{{仮リンク|人民予算|en|People's Budget}}案を提出した際にはボナー・ローはこれを「社会主義予算」として厳しく糾弾し、その反対運動を主導した<ref>[[#坂井(1967)|坂井(1967)]] p.419,424-425</ref>。
 
また[[1911年]]4月に提出されたアイルランド自治法案にもアルスターがアイルランド自治に含まれることに強く反対した<ref name="ブレ(1979)231"/><ref name="坂井(1967)497"/>。同年7月の[[ブレナム宮殿]]での演説では「アルスターはどこまでも抵抗するだろうが、私はそれにいかなる援助も惜しまない」と述べ、アルスター義勇軍の武力抵抗運動を支持することを公然と表明している<ref name="坂井(1967)498">[[#坂井(1967)|坂井(1967)]] p.498</ref><ref name="中村(1978)76">[[#中村(1978)|中村(1978)]] p.76</ref>。
 
=== 保守党庶民院院内総務に就任 ===
[[1911年]]11月、{{仮リンク|イギリス保守党党首|label=保守党党首|en|Leaders of the Conservative Party}}・{{仮リンク|保守党庶民院院内総務|en|Leaders of the Conservative Party#Leaders in the House of Commons 1834–1922}}バルフォアが[[議会法]]可決などで高まっていた党内の不満を抑えるため役職を辞した。後任の党首は決まっておらず、{{仮リンク|ウォルター・ロング (初代ロング子爵)|label=ウォルター・ロング|en|Walter Long, 1st Viscount Long}}と[[オースティン・チェンバレン]]がその座をめぐって争い、党所属庶民院議員による投票が行われることになったが、結局この二人は党の分裂を恐れて共に投票から降りたため、二人に比べて影響力の劣るボナー・ローが満場一致で党庶民院院内総務に選出される事態となった<ref>[[#ブレイク(1979)|ブレイク(1979)]] p.229-231</ref><ref>[[#タックマン(1990)|タックマン(1990)]] p.465-467</ref><ref>[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.35-39</ref>。ただこの時点では党全体の党首ではなく、貴族院保守党は[[ヘンリー・ペティ＝フィッツモーリス (第5代ランズダウン侯爵)|ランズダウン侯爵]]によって指導されていた<ref>[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.39-40</ref>。
 
ボナー・ロー率いる保守党はアルスター抵抗運動を支持し続け、内乱の危機を煽ることで自由党政府を屈服させようとした。[[1912年]]と[[1913年]]に提出されたアイルランド自治法をいずれも[[貴族院 (イギリス)|貴族院]]から否決させた。自由党政権の首相[[ハーバート・ヘンリー・アスキス|アスキス]]は強硬な対抗手段を取らず、ボナー・ローとの交渉を試みたが、妥協にはいたらなかった。しかし1914年7月の[[第一次世界大戦]]の開戦でアイルランド自治法案を棚上げすることが自由党政府とボナー・ローの間で取り決められたことで、事態は沈静化した<ref>[[#坂井(1967)|坂井(1967)]] p.497-501/505/513</ref>。
 
=== 挙国一致内閣の閣僚 ===
大戦の勃発のため、アスキス首相の求めに応じて戦時中は政党間論争を挑まないことを決定した。ただしこの段階ではまだ政府と保守党の連合が成ったわけではなく、あくまで休戦という消極的な関係に留まった。保守党平議員は自党の現状を「政治的軟禁状態」と考え、ボナー・ローの誓約に反発した。自由党政府の様々な失策の影響で1915年5月にその不満は爆発した。限界を感じたボナー・ローはアスキス首相と交渉して自由党と保守党の大連立の[[挙国一致内閣]]を成立させた<ref>[[#バトラー(1980)|バトラー(1980)]] p.57-60</ref>。
 
挙国一致内閣の主導権は自由党が握っており、保守党はそれほど良い閣僚ポストの配分を受けられなかった。党首ボナー・ローも{{仮リンク|植民地大臣 (イギリス)|label=植民地大臣|en|Secretary of State for the Colonies}}として入閣したに留まった<ref name="バトラー(1980)60">[[#バトラー(1980)|バトラー(1980)]] p.60</ref>。
 
その後徴兵制導入賛成でボナー・ローら保守党とロイド・ジョージの距離が縮まった。[[1916年]]12月にアスキスとロイド・ジョージが決裂するとロイド・ジョージを支持し、そのためにアスキスは総辞職することになった<ref>[[#バトラー(1980)|バトラー(1980)]] p.60-63</ref>。1916年12月5日に国王[[ジョージ5世 (イギリス王)|ジョージ5世]]より組閣の大命を受けたが、アスキスとロイド・ジョージの支持が必要である旨奉答した。しかしアスキスはボナー・ローへの協力もロイド・ジョージへの協力も拒否していたため、結局大命を拝辞することになり、12月7日にロイド・ジョージが組閣の大命を受けることになった<ref name="中村(1978)76">[[#中村(1978)|中村(1978)]] p.187-196</ref>。
 
ロイド・ジョージ内閣は保守党との大連立を維持しつつ、自由党アスキス派が離反した内閣となった。そのため保守党が優位な内閣となった。ボナー・ローは[[財務大臣 (イギリス)|財務大臣]]・[[庶民院院内総務]]として入閣し、また戦時内閣を構成する5人の閣僚の一人となった<ref name="バトラー(1980)63">[[#バトラー(1980)|バトラー(1980)]] p.63</ref><ref name="村岡(1991)279">[[#村岡(1991)|村岡、木畑(1991)]] p.279</ref>。
 
戦後の1918年12月14日に行われた解散総選挙は二大政党の枠組みではなく政府（ロイド・ジョージとボナー・ロー）が出した推薦状の有無で争うという異例の選挙となった（[[クーポン選挙]]）<ref name="村岡(1991)281">[[#村岡(1991)|村岡、木畑(1991)]] p.281</ref>。
 
[[1919年]]には財務大臣から[[国璽尚書]]に転じる（庶民院院内総務には在職）<ref name="thepeerage.com"/>。[[1921年]]3月には病気のため、政府役職・党役職を共に辞した<ref name="マッ(1965)40">[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.40</ref>。
 
=== 短期間の首相就任 ===
[[File:Bonar Law in19220002.jpg|180px|thumb|1922年のボナー・ロー]]
ボナー・ローの後任の保守党党首には[[オースティン・チェンバレン]]が就任した。彼は保守党内で大連立解消論が高まる中で挙国一致内閣の維持を主張し続けた。しかし解消機運を抑えきれず、[[1922年]][[10月19日]]にはカールトン・クラブでの保守党議員の採決で大連立解消が決議されるに至った。この決議はボナー・ローの大連立反対演説に影響を受けていた。これによりロイド・ジョージとチェンバレンはそろって辞職に追いやられた<ref name="マッ(1965)42">[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.42</ref><ref>[[#ブレ(1979)|ブレイク(1979)]] p.239-242</ref>。
 
代わってボナー・ローが保守党党首に選出された。1822年[[10月23日]]午後5時30分には国王ジョージ5世より組閣の大命を受けた<ref name="マッ(1965)43">[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.43</ref>。内閣成立直後に[[1922年イギリス総選挙|解散総選挙]]を行って安定多数を確保した<ref name="マッ(1965)45">[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.45</ref>。しかし有力保守党議員の多くがチェンバレンに従っていたため、あまり強力な内閣は作れなかった<ref name="ブレ(1979)247">[[#ブレ(1979)|ブレイク(1979)]] p.247</ref>。
 
首相在任中、ボナー・ローの体調は悪化を続け、[[1823年]]4月末には医師の勧めで航海の旅に出た（この間は[[ジョージ・カーゾン (初代カーゾン・オヴ・ケドルストン侯爵)|カーゾン卿]]を首相代理、[[スタンリー・ボールドウィン]]を庶民院院内総務とした）。しかし帰国後も体調は回復しなかった<ref>[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.45-47</ref>。1923年5月に[[咽頭癌]]との診断を受けたため<ref name="ブレ(1979)247">[[#ブレ(1979)|ブレイク(1979)]] p.247</ref>、5月20日に首相職を辞することになった<ref name="マッ(1965)47">[[#マッ(1965)|マッケンジー(1965)]] p.47</ref>。在職わずか7ヶ月の首相であった<ref name="ブレ(1979)247">[[#ブレ(1979)|ブレイク(1979)]] p.247</ref>。
 
退任から間もない1923年10月30日に死去した<ref name="thepeerage.com"/>。
{{-}}
== 栄典 ==
[[File:James Guthrie - Andrew Bonar Law 1924.jpg|180px|thumb|ボナー・ローの肖像画（[[ジェイムズ・ガスリー]]画）]]
*[[枢密院 (イギリス)|枢密顧問官]]（PC）<ref name="thepeerage.com"/>
 
== 家族 ==
[[1891年]]にアニー・ピトケアン・ロブレイと結婚し、彼女との間に以下の6子を儲けた<ref name="thepeerage.com"/>。
*第1子（長女）イザベル・ハリングトン・ロー（？-1969）：{{仮リンク|フレデリック・サイクス|en|Frederick Sykes}}少将と結婚。
*第2子（次女）キャサリン・エディス・メアリー・ロー（？-1992）ケント・コルウェル、ついで{{仮リンク|ジョージ・アーチボルド (初代アーチボルド男爵)|label=初代アーチボルド男爵|en|George Archibald, 1st Baron Archibald}}と結婚。
*第3子（長男）ジェームズ・キッドストン・ロー大尉（1893-1917）：第一次世界大戦で戦死
*第4子（次男）チャールズ・ロー（1897-1917）：第一次世界大戦で戦死
*第5子（三男）ハリングトン・ロー少佐（1899-）：海軍軍人
*第6子（四男）初代{{仮リンク|コールレーン男爵|en|Baron Coleraine}}{{仮リンク|リチャード・ロー (初代コールレーン男爵)|label=リチャード・ロー|en|Richard Law, 1st Baron Coleraine}}（1901-1980）：政治家
 
== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
<div class="references-small">{{Reflist}}</div>
 
== 参考文献 ==
*{{Cite book|和書|author=[[坂井秀夫]]|date=1967年(昭和42年)|title=政治指導の歴史的研究 近代イギリスを中心として|publisher=[[創文社]]|asin=B000JA626W|ref=坂井(1967)}}
*{{Cite book|和書|author=[[バーバラ・タックマン]]|translator=[[大島かおり]]|date=1990年（平成2年）|title=世紀末のヨーロッパ　誇り高き塔・第一次大戦前夜|publisher=[[筑摩書房]]|isbn=978-4480855541|ref=タックマン(1990)}}
*{{Cite book|和書|author=[[中村祐吉]]|date=1978年（昭和53年）|title=イギリス政変記 アスキス内閣の悲劇|publisher=[[集英社]]|asin=B000J8P5LC|ref=中村(1978)}}
*{{Cite book|和書|editor={{仮リンク|デヴィッド・バトラー (社会学者)|label=デヴィッド・バトラー|en|David Butler (psephologist)}}編|translator=[[飯坂良明]]、[[岡沢憲芙]]、[[福岡政行]]、[[川野秀之]]|series=[[UP選書]]205|date=1980年（昭和55年）|title=イギリス連合政治への潮流|publisher=[[東京大学出版会]]|asin=B000J8AD6E|ref=バトラー(1980)}}
*{{Cite book|和書|author={{仮リンク|ロバート・ブレイク (ブレイク男爵)|label=ブレイク男爵|en|Robert Blake, Baron Blake}}|translator=[[早川崇]]|date=1979年(昭和54年)|title=英国保守党史 ピールからチャーチルまで|publisher=[[労働法令協会]]|asin=B000J73JSE|ref=ブレ(1979)}}
*{{Cite book|和書|author={{仮リンク|ロバート・マッケンジー|en|Robert McKenzie (psephologist)}}|translator=[[早川崇]]、[[三沢潤生]]|date=1965年(昭和40年)|title=英国の政党〈上巻〉 保守党・労働党内の権力配置|publisher=有斐閣|asin=B000JAD4LI|ref=マッ(1965)}}
*{{Cite book|和書|editor=[[村岡健次 (歴史学者)|村岡健次]]、[[木畑洋一]]編|date=1991年(平成3年)|title=イギリス史〈3〉近現代|series=世界歴史大系|publisher=[[山川出版社]]|isbn=978-4634460300|ref=村岡(1991)}}
*{{Cite book|和書|date=2001年（平成13年）|title=世界諸国の組織・制度・人事　1840―2000|editor=[[秦郁彦]]編|publisher=[[東京大学出版会]]|isbn=978-4130301220|ref=秦(2001)}}
== 外部リンク ==
{{Sister project links|commons=category:Andrew Bonar Law|s=Andrew Bonar Law}}
*{{hansard-contribs | mr-bonar-law | Andrew Bonar Law }}
*[http://www.number10.gov.uk/history-and-tour/prime-ministers-in-history/andrew-bonar-law More about Andrew Bonar Law] on the Downing Street website.
*[http://www.portcullis.parliament.uk/DServe/dserve.exe?dsqIni=Dserve.ini&dsqApp=Archive&dsqDb=Catalog&dsqSearch=RefNo=='BL'&dsqCmd=Show.tcl The Bonar Law Papers] at the UK Parliamentary Archives
*[http://books.google.com/books?id=ym0AAAAAYAAJ&printsec=titlepage#PPA252,M2 1903 illustrated article with photo of Bonar Law]
* {{npg name|id=02646|name=Andrew Bonar Law}}
* {{NRA | id=P16863}}
 
 
{{s-start}}
{{s-off}}
{{s-bef|before={{仮リンク|ウィリアム・ハンブル・ワード (第2代ダドリー伯爵)|label=第2代ダドリー伯爵|en|William Humble Ward, 2nd Earl of Dudley}}}}
{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} {{仮リンク|商務庁政務次官 (イギリス)|label=商務庁政務次官|en|Parliamentary Secretary to the Board of Trade}}|years=[[1902年]] – [[1905年]]}}
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{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} {{仮リンク|植民地大臣 (イギリス)|label=植民地大臣|en|Secretary of State for the Colonies}}|years=[[1915年]] – [[1916年]]}}
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{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} [[財務大臣 (イギリス)|財務大臣]]|years=[[1916年]] – [[1919年]]}}
{{s-aft|after=[[オースティン・チェンバレン]]}}
{{s-bef|before=[[ハーバート・ヘンリー・アスキス]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} [[庶民院院内総務]]|years=1916年 – 1921年}}
{{s-aft|rows=2|after=[[オースティン・チェンバレン]]}}
{{s-bef|before={{仮リンク|デビッド・リンドリー (第27代クロフォード伯爵)|label=第27代クロフォード伯爵|en|David Lindsay, 27th Earl of Crawford}}}}
{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} [[王璽尚書]]|years=[[1919年]] – [[1921年]]}}
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{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} [[イギリスの首相|首相]]|years=[[1922年]][[10月23日]] – [[1923年]][[5月22日]]}}
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{{s-bef|before=[[オースティン・チェンバレン]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|UK}} [[庶民院院内総務]]|years=[[1922年]] – [[1923年]]}}
{{s-ppo}}
{{s-bef|rows=2|before=[[アーサー・バルフォア]]}}
{{s-ttl|title={{仮リンク|イギリス保守党党首|label=保守党党首|en|Leaders of the Conservative Party}}|years=[[1911年]] – [[1921年]]<br/><small>[[1916年]]まで党貴族院院内総務[[ヘンリー・ペティ＝フィッツモーリス (第5代ランズダウン侯爵)|ランズダウン侯爵]]と共同で</small>}}
{{s-aft|after=[[オースティン・チェンバレン]]<br />[[ジョージ・カーゾン (初代カーゾン・オヴ・ケドルストン侯爵)|初代カーゾン伯爵]]}}
{{s-ttl|title={{仮リンク|保守党庶民院院内総務|en|Leaders of the Conservative Party#Leaders in the House of Commons 1834–1922}}|years=[[1911年]] – [[1921年]]}}
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{{イギリスの首相}}
 
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[[Category:イギリスの首相]]
[[Category:イギリス保守党の政治家]]
[[Category:第一次世界大戦期の政治家]]
[[Category:イギリスの庶民院議員]]
[[Category:イギリスの枢密顧問官]]
[[Category:ニューブランズウィック州の人物]]
[[Category:グラスゴー大学の教員]]
[[Category:1858年生]]
[[Category:1923年没]]
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