「国際度量衡総会」の版間の差分

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'''国際度量衡総会'''(こくさいどりょうこうそうかい)とは、[[メートル条約]]に基づき、世界で通用する[[単位系]]([[国際単位系]](SI))を維持するために、加盟国参加によって開催される総会議を指す。この会議は他の2つの機関([[国際度量衡委員会]](CIPM)及び[[国際度量衡局]](BIPM))の上位機関<!--[[メートル条約]]に基づいて世界で通用する[[単位系]]([[国際単位系]](SI))を維持するために設立された3つの組織のうちの最高機関-->と位置づけられる。開催は4年(当初は6年)に1度[[パリ]]で行われる。<!--メートル条約加盟国の会議である。-->フランス語の''「{{lang|fr|Conférence générale des poids et mesures''}}」に従い、英語圏においても、'''CGPM'''を[[頭字語]]とする。
 
2003年の総会には51の加盟国と新たな10の准加盟国が参加した。2005年現在、准加盟国は17か国になっている。2011年10月には第24回国際度量衡総会が開催される予定で、[[キログラム]]の再定義などが焦点となっている。
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* 第9回([[1948年]]) - [[アンペア]]、[[クーロン]]、[[ファラド]]、[[ヘンリー]]、[[ジュール]]、[[ニュートン]]、[[オーム]]、[[ボルト (単位)|ボルト]]、[[ワット]]、[[ウェーバ]]が定義された。3種類の名前の候補の中から[[セルシウス度]]が選ばれた。リットルの単位を小文字の"l"とすることが採択された。[[小数点]]の表記にコンマとピリオドの両方が承認された。[[ステール]]と[[秒]]の記号が変更された[http://www1.bipm.org/jsp/en/ViewCGPMResolution.jsp?CGPM=9&RES=7]。
* 第10回([[1954年]]) - [[ケルビン]]、[[標準大気圧]]が定義された。[[メートル]]、[[キログラム]]、[[秒]]、[[アンペア]]、[[ケルビン|ケルビン度]]、[[カンデラ]]を基本単位とする[[国際単位系]]がスタートした。
* 第11回([[1960年]]) - メートルが、光の波長に基づいて再定義された。[[ヘルツ]]、[[ルーメン]]、[[ルクス]]、[[テスラ]]が採択された。新しい国際的な単位系の略称を、「{{lang|fr|'''Système International d'Unités'''}}」の頭文字から'''SI'''とした。接頭辞[[ピコ]]、[[ナノ]]、[[マイクロ]]、[[メガ]]、[[ギガ]]、[[テラ]]が承認された。
* 第12回([[1964年]]) - [[リットル]]の定義が元の1 dm&sup3;に戻された。接頭辞[[アト]]、[[フェムト]]が承認された。
* 第13回([[1967年]]) - 秒がセシウム原子の振動に基づいて再定義された。ケルビン度をケルビンに改称した。カンデラが再定義された。