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Claw of Slime (会話 | 投稿記録)
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棋戦における立会人の主な仕事は対局の進行を仕切ることである。具体的には、対局中及びその前後に問題が生じた際の仲裁・裁定、検分<ref>対局の前日に、対局者などとともに対局会場の環境を確認する作業のこと。会場の照明・温度の確認、将棋具(盤、駒、駒台)の確認、対局者・立会人・記録係が着席する位置とテーブルの配置の調整などが行われる。</ref>、[[封じ手]]の管理である。[[観戦記者]]に対する指し手の解説や大盤解説会の解説役も立会人の仕事の一部になることが多く、主に副立会人が担当する。実際[[名人戦 (将棋)|名人戦]]では、2014年現在は[[朝日新聞社]]・[[毎日新聞社]]の共催となっていることから、朝日・毎日の両社が1名ずつ副立会人を立てることが慣習化している。
 
対局中は常時対局室に居合わせているわけではなく、対局の開始と終局と[[感想戦]]を見届ける程度で、ほとんどは別室に詰めて対局の状況を確認しつつ、他の棋士らとともに検討に加わっている場合が多い(立会人は年長の高段者であり、丸二日に及ぶこともあるタイトル戦でずっと盤側に座っているのは負担が大きい。また運営上の打ち合わせ等は対局室では不可能であり、さらに立会人が手を読んだ結果の表情・雰囲気の変化が指し手に影響する可能性もある)。
 
== 囲碁での立会人 ==