「副腎皮質ホルモン」の版間の差分

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合成された糖質コルチコイドは、[[関節痛]]または[[関節炎]]、[[側頭動脈炎]]、[[皮膚炎]]、[[アレルギー反応]]、[[喘息]]、[[肝炎]]、[[全身性紅斑性狼瘡]]、[[炎症性腸疾患]]([[潰瘍性大腸炎]]と[[クローン病]])、眼疾患([[ブドウ膜炎]])、[[サルコイドーシス]]の治療、そして、[[慢性原発性副腎皮質機能低下症]]、副腎機能障害など糖質コルチコイドの欠乏症の治療にも使われる。また、副腎皮質ホルモンは、嘔吐の抑制剤としてしばしば[[セロトニン受容体|5-HT<sub>3</sub>受容体]]拮抗型制吐剤(例えば、[[オンダンセトロン]])と組み合わせて使われる。
 
糖質コルチコイド([[コルチゾール]])過剰で[[クッシング症候群]]が発現し、[[コルチゾール]]低下と[[ACTHACTH]]過剰で[[アジソン病]]([[副腎低形成]])が発現する。[[ACTHACTH]]は[[下垂体]]からの[[副腎皮質刺激ホルモン]]である。[[視床下部]]から[[副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン]]([[CRH]])が分泌され、[[下垂体]]から[[副腎皮質刺激ホルモン]](ACTH)が分泌され、[[副腎]]で副腎皮質ホルモンが分泌されるといった順序である。鉱質コルチコイドの副作用は、高血圧、[[低カリウム血症]]、[[高ナトリウム血症]]であり、これらは、足のむくみや[[代謝性アルカローシス]]、[[結合組織]]薄弱の原因になる。
 
臨床実験では、副腎皮質ホルモンが目の障害である[[中心性網脈絡膜症]];[[:en:Central serous retinopathy|en:CSR]](または、中心性漿液性脈絡網膜症;CSC)を引き起こすことが分かっている。