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他人への[[罵詈雑言]]を得意としたり、自分の田に無理矢理水を引くようなことをしたりするキャラが少なくないため、一見すればそれぞれ仲が悪い印象が強いが本当は温かい心の持ち主で、身内のことを一番に考えていたりするキャラが多いこともまた事実であり、終盤に近づくにつれ、出会うべき人に出会う者、心を開く者など今まで扱いが悪かったキャラも報われる形になり、今まで名前がなかったキャラも最終回で名前が付けられ、脇役天国を脱出する形で皆ハッピーエンドを迎えた。
 
=== 鳴滝荘の住民主要人物 ===
主人公・白鳥隆士とヒロイン・蒼葉梢とその別人格の人物を記述する。
白鳥以外の住人は全員何かしら心の傷を背負っている。
 
; 白鳥隆士(しらとり りゅうし)
: 声 - [[白石涼子]]
: [[9月9日]]生まれ 乙女座 19歳 血液型O175cm 55kg
: 本作の[[主人公]]で[[語り部]]。鳴滝荘の2号室の住人。女性に近い中性的な顔立ちと痩せ型の体型が特徴。幼い頃から[[絵本]][[作家]]を目指し、「皇デザイン[[専門学校]]」の絵本作家コースに通う青年。幼い頃から絵を描いていたため、画力はかなりのものでありその才能は一流ともいえる。実家から学校までの道のりが3時間ほどかかるため、通学の時間を節約するために上京を決意<ref>第1話の回想にて、釘バット(瑞穂)の「自分たちのように東京に住めば時間を節約できる」旨の発言がきっかけ。</ref>。母のコネで、はとこの蒼葉梢が管理人を務める鳴滝荘の住人となる。
: 2号室の住人。一応[[主人公]]。[[絵本]][[作家]]を目指し、「皇デザイン[[専門学校]]」の絵本作家コースに通う。才能性格ある模様。実家から学校まで3時間かかるの優柔不断で、通学の時間を節約するために上京し、はとこの蒼葉梢が管理人を務める鳴滝荘の住人となる。基本的にニブチンで、自分の梢への恋心すら半年以上かけてやっと気づくほど。その後は紆余曲折を経て、晴れて恋人同士となった。実は、梢とは梢の曽祖父の葬式の時、一度会っている。その際、悲しむ梢を慰め、いつか自分も「お話を書く人」になりたいと梢に語っている。白鳥自身はこの事を覚えていなかったが、梢はずっと忘れないでいた。漫画では結局最後まで当時のことを思い出さなかったが、アニメでは比較的早い段階で思い出している。少し頼りなくどこか抜けた所もあるが、人の悩みを親身になって聞き、自分のことように一生懸命考えてあげられる優しさ、穏やかさの持ち主だがクセもの揃いの周囲に振り回されがちで沙夜子やサクラなどドジな。本人に対して自覚多少キツイ面ないある。一方でのの、その本心から出る言葉に救われた人数(ただし白鳥本くのに自覚無し)を救っている。そのためか、無意識のうちに女性を魅了することが多く、珠実にはいいように思われていない。考えすぎるきらいがあるのが玉に瑕だが、無意識に近いレベルで対等にしっかり人を見て考えているからこそ、的確なアドバイスが出来るとも言えできる。白鳥の性格ゆえに不条理にも足元を見られ、連日連夜宴会に引きずり回される(しかも会場は自分の部屋)、女装させられる(後述)殴られ投げ飛ばされ壁に叩きつけられる等悪気ない理不尽な暴力され受けてもその相手をまったく嫌いにならない辺りなど実はすさまじく心が強い可能性がある。また、隆子女装状態の自分に惚れてしまったエロール(翼)の告白を断る際には彼の、傍目には滑稽なほどの、しかしあまりにもまっすぐな想いに触れて思わず涙してしまったことからも、白鳥の心の優しさが垣間見られる。その一方で、クセもの揃いの周囲の人物たちに振り回されがちで沙夜子やサクラなどドジな人に対かしては多少キツイ面もあり、鳴滝荘に来てすぐ宴会などで5徹明けの際、少し壊れて一時別人のようになったこともある。また、自身の女顔を気にしており、早紀にそれを指摘された際には怒りをあらわにした
: 梢への呼称は「大家さん」→「梢ちゃん」<ref>恵に「名前で呼ばなきゃ失礼だ」と注意されたため。</ref>。梢とははとこ同士であるものの、自身は「鳴滝荘で梢に会うのが初めてだ」と言っているが、実は10年以上前に梢とは梢の曽祖父・総一郎の葬式に一度会っていることが物語終盤近くの回想で明かされた。その際、悲しむ梢を慰め、いつか自分も「お話を描く人」になりたいと梢に語っている。白鳥自身はこのことを覚えていなかったが、梢はずっと忘れないでいた。原作では結局最後まで梢と会った当時のことを思い出せずにいたが、アニメ版では思い出している。次第に梢に思いを寄せるものの、基本的に(珠実いわく)「ニブチン(鈍感)」ゆえに自分の梢への恋心に気付くのが半年以上もかかった。その後は紆余曲折を経て、晴れて恋人同士となった。
: 後日談では、専門学校卒業後、梢と結婚し子供も4人儲け、絵本作家として著書を出版するまでに至る。
:; 白鳥隆子(しらとり りゅうこ)
:: 隆士が宴会で酔いつぶれていた際、恵と珠実の悪戯により[[女装]]させられた姿での名前(勝手につけられた)は恵・珠実命名。キャッチフレーズは「隆子爆誕」。本人が完璧な女顔のため、どこからどう見ても男には見えない。本人はこの姿になることを嫌がっているが、必要とあらば(主に千百合のため)自ら進んで女装することもある。その美貌は、男性嫌いの千百合でさえ男と気付かないほど。珠実には「その気になれば新宿でNo.1を取れるほどの器」だと言われている。ただし、沙夜子には一目で見抜かれてしまう。商店街へ逃亡した際、偶然エロールと会うが、彼はその正体に気づかないばかりか一目惚れし、勝手に「麗子さん」と命名し夢中になってしまう。しかしその後、エロールが自分に惚れて探し回っていることを知り、エロールの前に再度現れ告白を断った。
 
; 蒼葉梢(あおば こずえ)
: [[声優|声]] - [[新井里美]]
: [[12月21日]]生まれ(アニメの第24話では / [[12月22日]]となっている生まれ<アニメ><ref>アニメ版第24話より</ref>射手座 17歳 血液型O身長158cm スリーサイズ - B81/W57/H86 体重45kg
: 鳴滝荘の大家。管理人室にいる。青華短大付属高校に通う女子高生で、珠実の親友。とても優しく温和だが、かなりの[[天然ボケ|天然]]。幼い頃から[[梅干]]が大好き。またちょっと変な微妙に可愛いものも好きで、どことなくセンスがずれている。10年前から隆士に憧れを抱いていた。10年前の幼少時、曽祖父・総一郎の葬式に隆士と会った後、両親に虐待され置き去りにされた後に再び訪れた灰原に育てられた。
: 漫画原作では[[解離性同一性障害]](DID)、いわゆる多重人格者で、この主人格以外に以下の4つの人格を有し、精神的なショック(転ぶ、後ろから突かれる、下着を見られる等)を受けると失神し、いずれかの[[人格]]に変わってしまう。その際、瞳の色が人格ごとに変わり(ちなみに梢は青)、無意識的に髪型を変えてしまう。基本的には、人格が変わっても気絶や睡眠を経て最終的に梢に戻るが、人格が変わっている間の記憶の空白は梢自身や他の人間(主に鳴滝荘の住人たち)によって補填されていたため、梢自身は自分が多重人格である事を自覚していない。また、記憶の補填に関しては他の人格たちも自分でそれを行なっていたと見られ、たとえば早紀の場合、人格が表に出ていない(鳴滝荘にいない)間は「山にこもって武者修行をしている」と認識していた。
: 単行本第8巻にて白鳥と付き合い始めた事で、別人格とも部分的に記憶の共有(全員が白鳥と恋人関係にあると認識している)が始まるという快復の兆候を見せる。彼女の中にいる4人の別人格たちは、梢自身が生み出した物語に出てきた登場人物であり、見えない友達であった。「絵を描くこと」でそのきっかけの一部を作ってしまい、それを知った白鳥を悩ませることになる。もともと、それぞれの人格はお互いを認識する事はなかった。しかし、白鳥への恋愛感情の共有により、梢の精神の深いところで、梢以外の人格が出会い、さらに自分たちを生み出した「蒼葉梢」も認識する(梢本人は気づいていない)。その際、別人格と記憶が完全に共有されてしまうと、別人格が出ている間は5人のうち誰か1人しか白鳥と一緒に過ごせないことに気付いてしまう。別人格らは悩んだ末に常に白鳥と共にあることを選択して梢の中へと帰っていき、彼女は再び一人の人間として生まれ変わった。
: アニメでは原作と異なり、病名が伏せられ、人格が変わる現象も「変身」と改められている。その原因は梢がプレゼントした旅行で両親が事故に遭い、自分のせいだと思い込んでしまったからで、「変身」は心的ショックから心を保つための処置だった。そのため、「大事な人がいなくなる」「自分のせいで誰かが事故に遭う」などがあるとトラウマから自閉してしまう(原作では虐待を受け置き去りにされたため)。
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:; 紺野棗(こんの なつめ)
:: 人格が変わっている際は瞳の色が紺色に変わる。引っ込み思案で人見知りな性格。そのため、他の住人とコミュニケーションが上手く取れず、白鳥と打ち解けるまで誰も名前を知らず、話すところも見かけられたことがなかった。白鳥と仲良くなったことをきっかけにだいぶ打ち解けてきた傾向にあるが、相変わらず白鳥以外とは上手く馴染めていない。[[手品]]が得意で、「まほらば蒼」によると職業は「マジカル&hearts;なっちん」。語尾に「…かも」を付ける。漫画の中(一部アニメでも)では頭等から出る花の数などで感情表現を行う。勢いよく飛び出すと気合が入っている、しおれるとちょっと自信なさげ、沢山の花が出ると喜んでいるなど。元々が照れ屋なので、白鳥と付き合い始めてからもなかなか面と向き合えず、隠れてしまうこともあった。髪型は基本的に[[ツーサイドアップ]]だが、アニメでは早紀から直接変身したため、ポニーテールになったこともあった。なお、梢の別人格の中では代表格の模様。梢の描いた物語の中では「虹や星を出すことの出来る、照れ屋な魔法使いの女の子」。
 
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=== 鳴滝荘の住民 ===
; 白鳥隆士(しらとり りゅうし)
白鳥以外の住人は全員何かしら心の傷を背負っている。
: 声 - [[白石涼子]]
 
: [[9月9日]]生まれ、19歳、血液型O、175cm、55kg。
: 2号室の住人。一応[[主人公]]。[[絵本]][[作家]]を目指し、「皇デザイン[[専門学校]]」の絵本作家コースに通う。才能はある模様。実家から学校まで3時間かかるので、通学の時間を節約するために上京し、はとこの蒼葉梢が管理人を務める鳴滝荘の住人となる。基本的にニブチンで、自分の梢への恋心すら半年以上かけてやっと気づくほど。その後は紆余曲折を経て、晴れて恋人同士となった。実は、梢とは梢の曽祖父の葬式の時、一度会っている。その際、悲しむ梢を慰め、いつか自分も「お話を書く人」になりたいと梢に語っている。白鳥自身はこの事を覚えていなかったが、梢はずっと忘れないでいた。漫画では結局最後まで当時のことを思い出さなかったが、アニメでは比較的早い段階で思い出している。少し頼りなくどこか抜けた所もあるが、人の悩みを親身になって聞き、自分の事の様に一生懸命考えてあげられる優しさ、穏やかさの持ち主だがクセもの揃いの周囲に振り回されがちで沙夜子やサクラなどドジな人に対しては多少キツイ面もある。一方でその本心から出る言葉に救われた人多数(ただし白鳥本人に自覚無し)。そのためか、無意識のうちに女性を魅了する事が多く、珠実にはいいように思われていない。考えすぎるきらいがあるのが玉に瑕だが、無意識に近いレベルでしっかり人を見て考えているからこそ、的確なアドバイスが出来るとも言える。白鳥の性格ゆえに不条理にも足元を見られ、連日連夜宴会に引きずり回される(しかも会場は自分の部屋)、女装させられる、殴られ投げ飛ばされ壁に叩きつけられる等の事をされても相手をまったく嫌いにならない辺り、実はすさまじく心が強い可能性がある。また、隆子状態の自分に惚れてしまったエローリの告白を断る際には彼の、傍目には滑稽なほどの、しかしあまりにもまっすぐな想いに触れて思わず涙してしまった事からも、白鳥の心の優しさが垣間見られる。しかし、鳴滝荘に来てすぐ宴会などで5徹明けの際、少し壊れて一時別人のようになったこともある。
: 後日談では、専門学校卒業後、梢と結婚し、絵本作家として著書を出版するまでに至る。
:; 白鳥隆子(しらとり りゅうこ)
:: 隆士が[[女装]]した姿での名前(勝手につけられた)。キャッチフレーズは「隆子爆誕」。本人が完璧な女顔のため、どこからどう見ても男には見えない。本人はこの姿になることを嫌がっているが、必要とあらば(主に千百合のため)自ら進んで女装することもある。その美貌は、男性嫌いの千百合でさえ男と気付かないほど。珠実には「その気になれば新宿でNo.1を取れるほどの器」だと言われている。ただし、沙夜子には一目で見抜かれてしまう。商店街へ逃亡した際、偶然エロールと会うが、彼はその正体に気づかないばかりか一目惚れし、勝手に「麗子さん」と命名し夢中になってしまう。しかしその後、エロールが自分に惚れて探し回っていることを知り、エロールの前に再度現れ告白を断った。
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; 茶ノ畑珠実(ちゃのはた たまみ)
: 声 - [[堀江由衣]]