「雑草」の版間の差分

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日本語では種の名称に、ある種の蔑みを含んだものが用いられることもある。例えば、動物の名前を冠すもの([[カラスウリ]]、[[ヤハズエンドウ|カラスノエンドウ]]、[[ヘビイチゴ]]、[[イヌガラシ]])や、迷惑感を示すもの([[ワルナスビ]]。ただし、これは有毒である)などがある。そのほか[[ハキダメギク]](掃溜菊)や[[ヘクソカズラ]](屁糞蔓)といった有難からぬ名前を付けられた種もある。これは、人間にとって有用でない、あるいは一般には取るに足らない存在と捉えられていることから名付けられた。
 
雑草の研究は、雑草の駆除や管理を対象に進められてきた。
 
== 定義 ==
雑草といわれる定義として、以下のようなものであが挙げられている<ref>雑草の話 第1話 第25話</ref><ref>三浦(2009)</ref>。
 
#農学の立場からみて、「作物に直接または間接的な害をもたらし、その生産を減少させる植物(荒井:1951)」<ref>雑草の話 第1話</ref>
#植物生態学の立場からみて、「人間活動で大きく撹乱された土地に自然に発生・生育する植物(ハーパー:1944)」<ref>雑草の話 第1話</ref>
#一般人の立場からみで、「人間の身の回りに自生する草」(人里植物)<ref>『きらわれものの草の話』p.8</ref>。
#[[雑草#研究機関・学会|アメリカ雑草学会]]「人類の活動と幸福・繁栄に対して,これに逆らったりこれを妨害したりするすべての植物」<ref>{{Cite web|author=三浦励一|coauthors=[[京都大学]]農学研究科雑草学分野|date=2009|url=http://ir.minpaku.ac.jp/dspace/bitstream/10502/4036/1/SER84_003.pdf|title=雑草とは何か―特にドメスティケーションとの関係において―|format=PDF|work=山本紀夫編『ドメスティケーション―その民族生物学的研究』国立民族学博物館調査報告 84:35-50(2009)|pages=37|publisher=[[国立民族学博物館]] |accessdate=2014年4月26日 }}</ref>
 
なお、このうちの1だけを雑草と見なす考えもある。雑草の研究は、雑草の駆除や管理を対象に進められてきた
 
== 分類 ==
雑草は、自生地によって以下のように分類できる。
 
#* [[水田]]、[[畑]]、[[果樹園]]、[[庭園]]、[[芝生]]など、人間がある特定の植物の育成を目指している場所へ、人間の意図に反して勝手に侵入し、成長、繁殖する植物(農耕地雑草)。繁殖が激しく、ねらいとする植物の育成に邪魔になる場合、集中的に駆除([[除草]])の対象になる。また、[[牧草地]]に繁殖する[[家畜]]にとって有害となる植物。
#* [[運動場]]、[[駐車場]]、[[道路]]周辺など、人間がいかなる植物の育成をも認めていない場所へ勝手に侵入し、成長、繁殖する植物(非農耕地雑草)。すべて、定期的に駆除されることがある。
 
水田の場合、[[イネ]]の成長の間は雑草は駆除の対象となるが、稲刈りから次の春までは、雑草は比較的放置される。ここには[[水田雑草]]とよばれる特殊な植物群が存在する。
* [[雑草防除]]、[[除草剤]]
 
== 外部リンク関連資料 ==
=== 図鑑 ===
* [http://www.japr.or.jp/index.html 財団法人 日本植物調節剤研究協会]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=78 雑草の話 第1話 「雑草」の植物としての意味と雑草害 シンジェンタジャパン株式会社 森島靖雄 2002年10月29日]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=102 雑草の話 第25話 雑草と呼ばないで 茨城大学農学部附属農場 佐合隆一 2006年5月15日]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=103 雑草の話 第26話 自然の植生 茨城大学農学部附属農場 佐合隆一 2006年6月13日]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=104 雑草の話 第27話 先駆種 茨城大学農学部附属農場 佐合隆一 2006年7月11日]
 
== 図鑑 ==
* 『新版 日本原色雑草図鑑』編:沼田真、吉沢長人 全国農村教育協会 1975年10月
* 『世界の雑草 1,2,3』著:竹松哲夫・一前宣正 全国農村教育協会 1987年、1993年、1997年
* [http://www.rikengreen.co.jp/ryokukashizai/reference/weeds.html 病害虫・雑草図鑑:雑草 |(株)理研グリーン 緑化薬剤・資材事業部]
 
=== 案内 ===
* 『雑草学』著:半沢洵 六盟館 1910年(雑草学初期の名著<ref>[http://www.jcpa.or.jp/labo/column/control/14/ 除草技術のあゆみ(2)日本:『雑草学』の発刊 農薬工業会]</ref>)
* 『雑草生態学』編著:根本正之 朝倉書店 2006年4月13日<ref>[http://www.asakura.co.jp/books/isbn/978-4-254-42030-2/ 雑草生態学]』編著:根本正之 朝倉書店 雑草生態学</ref> 2006年4月13日
* 『たのしい自然観察 雑草博士入門』著:岩瀬徹、川名興 ISBN 4881370863
* 『雑草のはなし―見つけ方、たのしみ方』 著:田中修 ISBN 978-4121018908
* 『身近な雑草のゆかいな生き方』著:稲垣栄洋 絵:三上修 ISBN 4794212003
* 『柳宗民の雑草ノオト』著:柳宗民 画:三品隆司 ISBN 978-4480090508
 
<references />
 
== 外部リンク ==
* [http://www.japr.or.jp/index.html 財団法人 日本植物調節剤研究協会]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=78 雑草の話 第1話 「雑草」の植物としての意味と雑草害 シンジェンタジャパン株式会社 森島靖雄 2002年10月29日]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=102 雑草の話 第25話 雑草と呼ばないで 茨城大学農学部附属農場 佐合隆一 2006年5月15日]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=103 雑草の話 第26話 自然の植生 茨城大学農学部附属農場 佐合隆一 2006年6月13日]
* [http://www.syngenta.co.jp/cp/columns/view/?column_id=104 雑草の話 第27話 先駆種 茨城大学農学部附属農場 佐合隆一 2006年7月11日]
 
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