「エリコンKB 25 mm 機関砲」の版間の差分

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|part_length= 80[[口径|口径長]]
|height=
|caliber= 25mm×13725x137mm
|barrels=
|action= [[ガス圧作動方式]]
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== 概要 ==
最初に開発された'''KBA'''は、有名な[[アメリカ人]]の銃器設計者である[[ユージン・ストーナー]]の手によるものであった。作動方式は[[ガス圧作動方式|ガス圧式]]、閉鎖方式は回転[[ボルト (銃)|ボルト]]式。二方向装填方式であるので、異なる弾種を速やかに切り替えて使用できる。[[弾薬]]規格としては25mm×13725x137mm弾が採用されたが、これはのちに[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の[[チェーンガン]]である[[M242 ブッシュマスター]]、および[[ガトリング砲]]である[[GAU-12 イコライザー]]にも採用されて、[[デファクトスタンダード]]となった。
 
KBAは車載用として用いられるほか、艦載用としては[[エリコン]]社純正のGBMシリーズのマウントに加え、[[ブレーダ・メッカニカ・ブレシャーナ]]社製のコンパクト砲としても用いられる。このコンパクト砲システムは、[[マウザーMK 30 30mm機関砲]]向けのものとほぼ同一である。
 
また、[[1980年代]]初頭にKBAの改良型として'''KBB'''が開発された。KBBでは、より強力な25mm×18425x184mm弾が使用されており、[[弾頭]]重量・初速ともに増大している。車載用としての採用例はないが、[[トルコ海軍]]において、[[シー・ガード|シー・ゼニス]][[CIWS]]に組み込まれて採用されている。
 
また、これらとは別に、7砲身の[[ガトリング砲]]モデルである'''KBD'''も開発された。これは弾薬込みで重量1,600kg、KBBと同じ25mm×18425x184mm弾を使用しており、[[ミリアド (火器)|ミリアド]]CIWSに組み込まれているが、実際の配備はなされていない。なお、KBDは、エリコン社が初めて開発したガトリング砲であった。
 
== 搭載プラットフォーム ==