「国鉄211系電車」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
East Japan (会話 | 投稿記録)
134行目:
編成は、東海道本線用0・2000番台と異なり普通車のみの5両編成 (McM'TTTc') で、1000・3000番台共同一である。東海道本線用には無い制御電動車が用意されたのは、将来3両編成に改組して地方路線に転属させられるように考慮したためである。国鉄時代には、セミクロスシート車1000番台11本55両とロングシート車3000番台22本110両の計165両が製造され、民営化後は東海道本線用と同様にロングシートの3000番台のみが[[1991年]]までに40本200両が増備されている。国鉄時代には、1000番台×1本+3000番台×2本で15両編成を組むように計画されたため、1000番台と3000番台の運用も分けられていたが、3000番台のみの増備となった民営化後は共通運用となった。なお、2000番台と同様[[操縦席|運転席]]背後の仕切窓、荷物棚、[[つり革|吊手]]などに製造年次による変化がある。
 
新製配置は1000番台が全車両新前橋電車区(現・[[高崎車両センター]])で、3000番台は当初クモハ211形・モハ210形・クハ210形の車番3001 - 3046が新前橋電車区、3047 - 3062が小山電車区(現・[[小山車両センター]])配置であったが、[[2000年]](平成12年)からE231系が小山電車区に新製配置になったことにより、同年12月に新前橋区に配置が集約されている(その後一部が[[幕張車両センター]]に転出)。そのため、上野発着の東北本線では宇都宮線列車よりも高崎線列車の運用の方が多かった
 
優先席の吊革は高崎車・幕張車共に全ての編成でE233系タイプのものに交換済みである。
144行目:
前述した田町車両センターに続いて、2012年度より高崎車両センター向けにもE233系3000番台が投入され、本系列の置き換えが始まっている<ref name="RJ2012-7">鉄道ジャーナル社「鉄道ジャーナル」2012年7月号「国鉄車両の現在 3.115系」94頁ならびにRAILWAY TOPICS149頁記事参照。</ref>。
 
2013年3月16日のダイヤ改正で高崎線直通を除く宇都宮線上野口の運用から撤退し<ref>[http://news.mynavi.jp/column/trainphoto/048/ JR東日本の「湘南色」211系、宇都宮線は全車置換えへ - マイナビニュース 2012年12月22日</ref>、翌2014年3月15日のダイヤ改正で高崎線での運用から撤退し、本系列の東北本線上野口の運用がすべて終了。さらに、同年3月24日をもって宇都宮線小金井駅 - 黒磯駅間での運用も終了し、これをもって本系列での東北本線における運用はすべて終了した
 
<gallery widths="180" style="font-size:90%">
ファイル:JNR 211-1000.JPG|211系1000番台<br/>宇都宮線小金井 - 黒磯間や両毛線では5両編成での運用がある
ファイル:JR East 211-3000.jpg|211系3000番台<br/>二階建てグリーン車を含む10両編成
ファイル:JNR 211-3000 02.JPG|パンタグラフの増設とシングルアーム式への交換を施工した211系3000番台(付属編成)