「ツキノイチバン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
新しいページ: '{{競走馬 |名 = ツキノイチバン |性 = |色 = 黒鹿毛 |種 = サラブレッド |生 = 1989年3月8日 |死 = 1994...'
 
m編集の要約なし
25行目:
ようやくデビューできたのは4歳[[7月]]の条件戦、それをまったく追わないまま2着を9馬身千切る楽勝で飾る。この年は4戦して4戦とも抜けた競馬で快勝したが、[[11月]]に走ったのちは脚部不安から休養に入った。5歳の[[7月]]に競走へ復帰すると、その緒戦は2.2秒差の大差勝ち。B級に昇格したロマンチックナイト賞でも、直線だけで後続を2.3秒も突き放す規格外の走りを見せている。いったん休んで年末開催のクリスマス特別で再度登場すると、カラ馬に絡まれる不利をものともせずに差し切り連勝を続けた。
=== 6歳 ===
年が明け、これまで騙し騙し使われてきたツキノイチバンだが、年が明けていよいよさらなる飛躍を図る。ここまで9戦は自厩舎の新人だった[[小安和也]]騎手が騎乗していたが、準重賞のベイサイドカップより[[佐々木竹見]]騎手へと乗り変わった。そこも6馬身差で快勝し、次走は[[金盃]]へと歩を進める。ツキノイチバンこの競走の前に初めて一杯の追い切りを行ったが、8ハロンを75秒で駆けるというとてつもない時計を叩き出した。レースの方でも、幻の[[三冠 (競馬)|南関東三冠馬]]である[[ブルーファミリー]]をまったく追わないまま差し切り、待望の重賞初勝利を挙げている。ところがまたしても脚部不安により春の重賞戦線に姿を現すことはできず、ようやく出走してきたのは[[8月]]も終わるころの[[アフター5スター賞]]。ここでも古豪[[ハシルショウグン]]らを相手に、軽く追っただけで楽勝している。
 
その後は[[東京大賞典]]を目標に据え、まずは前哨戦として[[グランドチャンピオン2000]]へ出走した。ここでも中段から順調に競馬を進め、3コーナーではすでに3番手に付けていたが、4コーナー出口で故障を発生。そのまま外に出して競走を中止すると、予後不良の診断がくだされ安楽死の処分となった。