「NHKマイルカップ」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
29行目:
東京優駿が外国産馬に開放される[[2000年]]まで通称「'''マル外ダービー'''」といわれ、3歳(旧4歳)外国産馬にとって春競馬の最大目標と位置付けられていた。実際に第1回から第6回まで6年連続で外国産馬が当レースを優勝したが、[[2002年]]の第7回に[[テレグノシス]]が初めて内国産馬としての優勝を果たして以降は外国産馬の優勝は無い。この頃から競走馬の距離適性を最優先したローテーションを重視する考え方が定着したことや外国産馬に対してクラシック出走の開放が進んできたこともあり、外国産馬の最大目標という当初の位置づけから内国産馬・外国産馬を問わない3歳(旧4歳)マイル最強馬決定戦へとその位置付けが変わり[[2005年]]の第10回には[[桜花賞]]優勝馬の[[ラインクラフト]]が距離適性を考慮して[[優駿牝馬|優駿牝馬(オークス)]]ではなく当レースへ出走し優勝している。
 
[[2001年]]に外国産馬へのクラシック開放が実現すると本競走を東京優駿の前哨戦にする陣営<ref>NHK杯マイルカップの創設に伴い、従来のNHK杯にあった上位入賞馬に対する東京優駿への優先出走権利付与は廃止されている</ref>もある他、[[中山競馬場]]の最終日のため荒れた馬場で行われる[[皐月賞]]を回避して当レースから東京優駿へ向かう陣営もある。過去には第6回優勝馬[[クロフネ]]、第7回優勝馬テレグノシス、同3着馬[[タニノギムレット]]<ref>タニノギムレットは皐月賞にも出走している(3着)。</ref>、第9回優勝馬[[キングカメハメハ]]、第13回優勝馬[[ディープスカイ]]などが本競走から東京優駿に出走しておりタニノギムレット、キングカメハメハ、ディープスカイは東京優駿を制覇している。
 
[[桜花賞]]・[[皐月賞]]・優駿牝馬(オークス)・[[東京優駿|東京優駿(日本ダービー)]]・[[菊花賞]]のクラシック競走及び[[秋華賞]]のうちのいずれか2つのレースと絡めて、変則[[三冠 (競馬)|三冠]]競走と扱われる場合がある。現在のところ達成されているのは距離を同じくする桜花賞との変則二冠(1例)と施行場を同じくする東京優駿との変則二冠(2例)のみであり、変則三冠はいかなる組み合わせによっても未だ達成されていない。