「ガラス玉演戯」の版間の差分

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『'''ガラス玉演戯''' Das Glasperlenspiel』は、、[[ドイツ]]の作家[[ヘルマン・ヘッセ]](Hermann Hesse)が、[[1946年]]に[[ノーベル文学賞]]を受賞する直接の契機となった[[小説]]で、最も長編作品である。初刊は亡命生活にあったヘッセが、[[第2次世界大戦]]の最中(1943年)に小部数で公刊ている
 
日本語版訳書は、ヘッセと交流のあった[[高橋健二 (ドイツ文学者)|高橋健二]]による[[新潮文庫]]上下巻、[[新潮社]]新版ヘッセ全集 9巻」、「新潮世界文学37.ヘッセⅡほか全て長年絶版で、入手するのは古書以外では入手困難だったが、2004年に[[ブッキング]]で復刊した。
 
近年「日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会編」の新訳で『ヘルマン・(「ヘッセ全集15 ガラス玉遊戯』(」、臨川書店、2007年)が出版された。
 
主人公は、様々な遍歴と彷徨を経て、学芸の精粋を究め高い地位に就くが、“常に新しく始める覚悟がなければならない”と考え、つつましい仕事に向かってゆく。本作以降のヘッセは、小説をほとんど書かず、詩やエセー随想多く主となった。
 
==日本語訳==
*ガラス玉遊戯 井手賁夫訳 1955.角川文庫(上下) 、1955(復刊1989)
*ガラス玉遊戯 [[登張正実]]訳 ヘルマン・ヘッセ全集 三笠書房、1958
*ガラス玉演戯 高橋健二訳 ヘルマン・ヘッセ全集 新潮社、1958 のち[[版「全集」、文庫]](上下) 
*ガラス玉遊戯 日本*ほかに、新版「ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会 編訳全集9」、「新潮世界文学37 ヘルマン・ヘッセ全集 臨川書店、2007Ⅱ」各[[新潮社]]
*ガラス玉遊戯 日本ヘルマン・ヘッセ友の会・研究会 編訳 「ヘルマン・ヘッセ全集15」 臨川書店、2007
 
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