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s/復元力/復原力/
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[[Image:Nachbau_Wikingerschiff_Roskilde.jpg|thumb|200px|竜骨、および船底部分のプランキングをいくつか組み上げた状態。北欧のロングボート。デンマークにて。<!--The keel of a Nordic [[longboat]] in [[Roskilde]] with the first ''garboard [[strake]]s'' being assembled.-->]]
[[File:MariahQuarterView.jpg|thumb|right|200px|セーリング・クルーザーのフィンキール。船体中央、下に突き出している部分。抗力を生む。また数百kgの錘が入っており復力も生む。]]
'''竜骨'''(りゅうこつ、{{lang-en-short|keel}} '''キール''')とは、おおむね2つの意味があり、
ひとつには、重船舶の構造材のひとつで、船底を船首から船尾にかけて通すように配置された構造材のことを指す。
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[[File:The advantage of twin keels - geograph.org.uk - 1205152.jpg|thumb|120px|ツインキール]]
[[File:Capsizing effect of keel.svg|thumb|right|160px|セイルが風を受けて生じる力、およびキールが水から得る[[抗力]]。船体を傾ける向きの[[モーメント]]が発生する。]]
[[File:Segeln Gewichtsstabilitaet.jpg|thumb|right|160px|Aが船体にはたらく[[浮力]]。Gがキールにはたらく[[重力]]。結果として船を水平に戻そうとする復力が生じる。]]
キールには[[帆走]]の際に、水から[[抗力]]を得て、船の横滑りを減少させる役割がある。
 
=== セーリング・クルーザー ===
セーリング・クルーザー([[ヨット]])では、[[抗力]]および[[原性|復原]]を発生させる役割を荷う。キール内に錘を入れており(例えば艇の長さ20~30フィートのものでは数百kg程度)、復力つまり船体を水平に戻す力も生む。キールを重くすると復力が増す。
 
前後に長いタイプを「ロングキール」と言う。しばしば[[舵]]と一体化している。ロングキールの船は直進性に優れるが、舵を切っても方向転換しにくい性質を持つ。