「マルチコア」の版間の差分

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マルチコアはシングルコアに対し、[[集積回路#プロセス・ルール|プロセスルール]]が同じであれば、[[実装]]したプロセッサ・コア数に比例して[[ダイ]]が大きくなる。面積が増えると、級数的に製造不良が増えるなど製造の面での難度が上る([[歩留まり]]が悪化する)。
 
並列コンピューティングに対応した[[プログラミング (コンピュータ)|プログラミング]]が必要なため、[[ソフトウェア]]の開発は難しくなるが、[[オペレーティングシステム|OS]]や[[ミドルウェア]]などが並列処理の支援を行うことでソフトウェア開発は容易なものとなる場合がある。既にマルチプロセッサ対応しているシングルコア・プロセッサを基にする、マルチコア・プロセッサの製品化は論理設計を省略できるため比較的簡単である。
 
性能が要求される[[ワークステーション]]、[[サーバ]]分野はもとより、[[パーソナルコンピュータ]] (PC) においても、高消費電力と廃熱処理(および冷却に伴う騒音対策)などによる制約や、[[クロック周波数]]向上対効果の停滞などにより、この技術へのシフトが進んでいる。