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1951年11月、戦況が安定してくると、[[智異山]]南部地域での共産パルチザンによる治安悪化が問題となった。[[麗水・順天事件]]で智異山に逃れた勢力や[[南朝鮮労働党]]と、スレッジハンマー作戦による北朝鮮軍崩壊の際に山岳地帯に残った残存北朝鮮軍部隊が集合して「南部軍」を形成していた。1951年2月に治安作戦にあたっていた第11師団隷下の一部部隊が[[居昌事件]]を引き起こし、一般市民に多くの犠牲者が出ていたため、討伐作戦の経験者である白善燁が任に就いた<ref>{{Harvnb|白|2000|loc=p. 354.}}</ref>。
第1軍団より首都師団、アメリカ第10軍団より韓国第8師団を抽出して白野戦戦闘司令部が新設された。推定で5万人の勢力になっていた共産ゲリラの討伐作戦は1951年12月1日より1952年3月14日まで行われた<ref>{{Harvnb|白|2000|loc=p. 352 ff.}}</ref>。作戦終了後、[[光州広域市|光州（クワンジュ）]]に孤児院を建てた
</ref>。▼
この白野戦戦闘司令部は首都師団と共に新設される軍団を構成する中核となり、1952年4月に白善燁が軍団長となる第2軍団を編成した。第2軍団は首都師団（[[宋堯讃]]准将）、第3師団（白南権准将）、第6師団（白仁燁准将）の3個師団とそれまで韓国軍に無かった軍団直轄の砲兵部隊から成り、中部戦線の金城正面を担当した。
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軍を退役後は、外交官として[[中華民国]]・[[フランス]]・中近東各国・[[カナダ]]大使を歴任。帰国後は[[朴正熙]]大統領政権で[[大韓民国建設交通部|交通部]]長官に就任し、[[ソウル特別市|ソウル]]の[[地下鉄]]建設、また1970年の[[よど号ハイジャック事件]]の解決に尽力した<ref>{{Harvnb|佐々木|1977|loc=上巻 p. 460.}}</ref>。
1970年12月、過積載の貨客船が沈没し300名近い犠牲者を出した[[南営号沈没事故]]の責任を負って交通部長官を退くと、国策会社の忠州肥料株式会社、次いで韓国総合化学工業株式会社社長となり、[[エチレンプラント|化学プラント]]建築事業に従事し、1980年3月に退任した<ref>{{Harvnb|白|2000|loc=p. 433.}}</ref>。
1986年、[[統一部|国土統一院]]顧問。
[[盧泰愚]]政権時代に民間の後援会長として[[戦争記念館 (韓国)|戦争記念館]]建設に参加。
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1995年、日本国勲一等[[瑞宝章]]を受章した。
2010年、[[ヴァンフリート賞]]([[:en:James A. Van Fleet Award|英語版]])を受賞<ref>{{Cite news | title = The Korea Society to Honor General Colin L. Powell and General Paik Sun Yup | agency = redorbit | date = 2010-05-28 | url=http://www.redorbit.com/news/business/1872198/the_korea_society_to_honor_general_colin_l_powell_and/ | accessdate =2014-02-05}}</ref>。
▲</ref>。
2013年、[[第8軍 (アメリカ軍)|アメリカ第8軍]]名誉司令官に任命<ref name=en>{{Cite news | title = Retired S. Korean general to be honorary 8th Army commander | agency = Stars and Stripes | date = 2013-08-23 | url = http://www.stripes.com/news/retired-s-korean-general-to-be-honorary-8th-army-commander-1.236617| accessdate =2014-02-05}}</ref>。
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*1951年7月 休戦会談韓国軍代表。
*1952年1月12日 中将に昇進。
*1952年4月 韓国第2軍団長。
*1952年7月 韓国軍参謀総長。
*1953年1月31日 大将に昇進。
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*1971年6月 忠州肥料株式会社社長、次いで韓国綜合化学工業株式会社社長。
*1980年3月 韓国綜合化学工業株式会社社長を退職。
*1986年 国土統一院顧問。
== 勲記 ==
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*{{citation|和書|last= 佐々木|first=春隆 | title = 朝鮮戦争|volume=上・中・下| year = 1977 | publisher = [[原書房]] | isbn = }}{{ASIN|B000J9DDY2}}。{{ASIN|B000J9DDXS}}。{{ASIN|B000J8YMW0}}
*{{citation|和書|last=田中|first=恒夫 |title = 朝鮮戦争・多富洞の戦い | year = 1998 | publisher = [[かや書房]] | isbn =4906124348}}
*{{citation|和書|last=学習研究社| title = 朝鮮戦争 (
*{{citation|和書|last=白|first=善燁 | title = 若き将軍の朝鮮戦争 | year = 2000 | publisher = [[草思社]] | isbn = 4794209746}}
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