「停車駅通過防止装置」の版間の差分

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装置の設定方法も、独立した停車駅予報装置設定器を持つもの、モニタ装置にシステムが内包されているもの、行先・種別設定器の設定内容に連動して動作するものなどが存在し、仕様面については統一されていない。いずれの場合も相互直通運転を行っている京急線内、北総線内([[京成成田空港線]]の列車として運行するアクセス特急は除く)では使用できない。また音声・表示で運転士に停車駅を知らせるのみで強制的にブレーキを動作させる機能は搭載されていないため、京成線内では万が一停車駅を誤通過した場合に備え、ATSと連動し未遮断の踏切道への進入を防ぐシステムが併用されている。
 
これとは別に、一部駅には地上側にも停車駅予報装置の設定・動作とは無関係に動作する表示装置が設置されている
都営浅草線では、押上・泉岳寺を除くエアポート快特停車駅の手前とホームの先の2箇所に表示装置が設けられ、エアポート快特が接近した場合は縦に並んだ2灯の点滅によりエアポート快特の停車を示す。ただしそのほかの種別の場合は点滅しない消灯する
京成線では特定の駅の手前に表示装置が設けられ、停車する列車が差し掛かった際に「停車」と点滅させる
 
=== [[京王電鉄]]・[[都営地下鉄新宿線]] ===
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=== [[阪神電気鉄道]] ===
阪神電鉄での正式名称は'''「駅誤通過防止装置」'''(えきごつうかぼうしそうち)と称すである
 
場内信号機のない駅では、列車種類選別装置の種別情報を利用し、停車列車が駅に接近した際に駅手前の「S」の表示装置(阪神ではこれを「列選S標」と称す)を点滅させ、点滅開始と同時に停車列車の駅進入速度をATSによって制限する機能を有している<ref>[http://rail.hanshin.co.jp/service/anzen/pdf/2009/anzen_7.pdf 阪神電気鉄道公式HP内「安全報告書2009」]</ref>。
 
類似の例は[[阪急電鉄]]にもある。