「究竟一乗宝性論」の版間の差分

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なお、論述作の目的に関して、第1章の末尾(為何義説品第7)に、『[[般若経]]』の[[空]]説を批判し、この『宝性論』では仏性の有を説くのであると述べている。本書には、『[[華厳経]]』の<性起品>『智光明荘厳経』『[[如来蔵経]]』『[[勝鬘経]]』『[[不増不滅経]]』『[[大乗涅槃経]]』や『[[大集経]]』の諸品(<陀羅尼自在王品><無尽意菩薩品><宝女品><海慧菩薩品><虚空蔵菩薩品><宝髻菩薩品>等)が引用され、インドにおける如来蔵説の発展を知るための好資料を提供している。また『[[大乗荘厳経論]]』『[[大乗阿毘達磨経]]』の引用をはじめとし、論述の端々に唯識説との深い関係が看取される。
 
== 脚注 ==
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== 参考文献 ==
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* 高田仁覚「究竟一乗宝性論序品について」密教文化 31号、昭30
* 高崎直道「究竟一東宝性諭の構造と原型」宗教研究 155号、昭33
 
== 脚注 ==
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==関連項目==
*[[瑜伽部 (大正蔵)]]
 
{{仏教典籍}}