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{{出典の明記|date=2012年1月16日 (月) 05:34 (UTC)}}
'''贋作'''(がんさく)とは、他者を偽る意図をもって[[絵画]]、[[彫刻]]、[[書]]などの芸術品や[[工芸]]品に似せて模倣品を作成すること、またその作品のこと。書物の場合は[[書]]作(ぎさく)とも言う。これに対して本物の作品のことを「[[真作]]」(しんさく)と称する。
 
== 概説 ==
一般的に美術品や工芸品に使用され、書物の場合は[[偽書]]とも言う。また、偽造紙幣や偽造貨幣などは、贋作とは呼ばれない。
贋作の歴史は古く、[[ストックホルム博物館]]にはエジプト時代の[[パピルス]]にガラスから宝石を作り出す方法が書かれたものがある。贋作の目的には金銭的目的・宗教的目的・権威付け目的・名誉目的・愉快犯などが上げられる。また広義では、名声を貶めるためのものも贋作に含められる。
 
贋作の歴史は古く、[[ストックホルム博物館]]にはエジプト時代の[[パピルス]]にガラスから宝石を作り出す方法が書かれたものがある。また古代ローマの詩人[[ホラティウス]]なども『風刺詩』で贋作について言及したことがある。
贋作の歴史は古く、[[ストックホルム博物館]]にはエジプト時代の[[パピルス]]にガラスから宝石を作り出す方法が書かれたものがある。贋作の目的には金銭的目的・宗教的目的・権威付け目的・名誉目的・愉快犯などが上げられる。また広義では、名声を貶めるためのものも贋作に含められる。
 
ただし、模造品を作ること、それ自体は違法ではないし、悪いことでもない。例えば絵画では、先人の画風を見て、それを真似て描くことは、学校の美術の授業などで、ごく普通に行われている行為である。また、偽る意図のない模写、複製、[[レプリカ]]なども、一般には問題視されない。模造品を、真作と偽ると、違法となるのである。