「アルファロメオ・2000/2600」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Prancer70 (会話 | 投稿記録)
m →‎2600(1962年-1968年): 内部リンクの追加
48行目:
[[ミラノ]]の名門メーカーの威信にかけて、[[トリノ]]のランチアに対する劣勢を挽回すべく、アルファロメオは2000の4気筒エンジンを6気筒2600ccに換装し、「2600」として再デビューさせた。デビューは[[1962年]]の[[サロン・アンテルナショナル・ド・ロト|ジュネーブ自動車ショー]]で、当初のボディバリエーションは2000同様にベルリーナ、スパイダー(2+2化された)、スプリントの3種であった。1965年の[[フランクフルトモーターショー|フランクフルト自動車ショー]]では、ザガートのデザイン・製作による2座席スポーツクーペ、「2600SZ」(Sprint Zagato)が追加された。
 
1900の時代までは、メーカーが供給するシャシーに様々な[[カロッツェリア]] が一品製作(フォリ・セリエ)または少数生産のスペシャルボディを架装して市販される例が多く見られたが、2000/2600ではこの伝統はほとんど絶たれ、僅かに2600スプリントをベースとした2+2カブリオレが試作され、[[カロッツェリア]]・[[オフィツィーネ・スタンパッジ・インドストリアリ|OSI (Officine Stampaggi Industriale)]]による6ライトの4ドア・ベルリーナが少数生産されたに過ぎない。
 
2000と基本的に同じシャシー・ボディを持っていたが、2600では(6気筒エンジンを搭載するためにベルリーナとスパイダーのボンネット高が上げられ、スパイダーとスプリントにはパワーバルジが追加となり、2000の軽快さは損なわれた。そのエンジンは新設計の軽合金シリンダーヘッドを持つDOHC2584ccで、ベルリーナはツインキャブレター130馬力、他は3キャブレターで、スパイダーとスプリントは145馬力、SZは更にチューンされて165馬力であった。